輪廻転生はあるのか、ないのか?-スピリチュアル&科学的視点から検証してみる

輪廻転生はあるのか、ないのか?-スピリチュアル&科学的視点から検証してみる


輪廻転生は、あるのかないのか?

これは、常に論争の的となっているテーマですよね。

「“ある”と同時に“ない”」というのが、筆者のたどり着いた結論です。

「それってどういう意味?」と思われますよね?

いかにして、この様な結論に達したか、スピリチュアルな視点と科学的な視点の両面に基づくと共に、筆者の体験も交えた見解をご紹介いたしますので、どうぞイマジネーションを膨らませてお読みくださいね。

輪廻転生とはなにか?

輪廻転生とは、なにか?

ご存知の方も多いと思いますが、念のため、説明しておきますね。

簡単に言いますと、仏教やヒンドゥー教などの思想にもありますが、

肉体が死んでも、霊魂は不滅であり、別の身体でまた生まれ変わる、という考え方です。

西洋にも、同様の考え方があり、英語では、リインカネーションと呼ばれています。

輪廻転生は、科学的に証明可能なのか?

輪廻転生は、オカルトに属するテーマであり、科学的には実証できない、というのがこれまでの一般的な通念でしたが、この常識も変わりつつある時に来ているようです。

人間は、肉体が死んだら存在しなくなると信じている人は、「人間は肉体が滅びると脳も停止し、存在そのものが無くなってしまう」と考えているわけですが、脳科学の研究からは、「意識(霊魂)と脳は別」だということがわかっているのです。

量子力学の世界では、魂は量子レベルのエネルギーのため、輪廻転生は、科学的にも証明可能という科学者も出てきました。

一体どういうことでしょうか?

●輪廻転生に対する科学者の見解

アメリカのヴァージニア大学医学部精神科のジム・タッカー博士は、前世の記憶を持つ子供達に15年間にわたってインタビューを続けることによって、人間が前世の記憶を持つことを明らかにしました。

タッカー博士は、今世では経験したはずもない出来事の記憶や、前世のトラウマなどを持った、輪廻転生したとみなされる2500人の子供達を研究し、その記録を著書『Life Before Life: A Scientific Investigation of Children’s Memories of Previous Lives』(転生した子どもたち―ヴァージニア大学・40年の「前世」研究)にまとめました。

タッカー博士いわく、「意識は量子レベルのエネルギーであるため、輪廻転生の説明は科学的に可能である」とのこと。

さらに、「意識は脳から生み出されたのではありません。脳および身体の死後も意識は生き続けます。したがって、意識は前世の記憶を保持したまま、次の宿主の脳に張り付くのです」と言明しています。

また、米「タイム」誌の2014年度「世界で最も影響力がある100人」に選出された、再生医療の専門家ロバート・ランザ博士も、「意識は肉体的な死とは別物であり、脳が意識を生み出しているのではありません」と主張しています。

ランザ博士も「意識は肉体の死後も生き続け、次の宿主の意識として活動する」と語っています。

量子論の創始者である科学者マックス・プランクは、「物質よりも意識が基本的である」と主張しています。

 

●前世の記憶を持つ子供達

輪廻転生が存在することの証拠として、タッカー博士は、第二次大戦中、日本軍に撃墜されたパイロットだった詳細な記憶をもつ子供、ハリウッドの芸能エージェントだった前世記憶をもつ子供、過去の有名人(映画『風と共に去りぬ』の脚本家だったと主張する子供、有名ゴルファー、ボビー・ジョーンズとしての前世を記憶する「ゴルフの神童」、過去世のトラウマ/前世で経験した火事について頻繁に語る子供など、前世の記憶をもつさまざまな子供の事例を自著で挙げています。

この子供達の証言を実際に調査してみると、行ったことのない場所の記憶が正確だったり、史実と一致していたり、知っているはずのない事柄についての記憶が正しかったりすることが証明されたのです。

●前世の記憶を持つ子供達の5つの共通点とは?

興味深いことに、研究結果によると、前世の記憶を持つ子供達には、下記の5つの共通点が見られることが判明したそうです。

1.男の子が多い

いずれの文化圏でも、前世の記憶を持つのは、男の子として生まれた子の割合が多いという調査結果が出ています。

2.前世で非業の死を遂げた

事故死や戦死など、人生が突然幕を閉じたケースが多いとのこと。前世で自殺をしたと語る子供もいるそうです。

3.2〜3歳の頃をピークに前世の記憶を語り、8歳頃には記憶を失う

前世の記憶が甦っても、ほとんどの子供は成長するにしたがってその記憶を失っていくそうです。

4.前世の人格が生前に輪廻転生を予言したり、母親となる女性の夢に現れる

アラスカに住む男性が、生前に「自分が死んだらあなたの息子として生まれ変わるつもりだ」と姪に語ったそうです。

その後、この男性は1974年に死亡。姪は1年半後に男の子を出産。その子は1歳半以降、この男性しか知り得ない過去を語ったそうです。

他にも、輪廻転生を予言させるような予知夢を、母親となる女性が見るケースもあるそうです。

5.母斑や先天性欠損を持つ

前述の事例の男性ですが、死亡する前に姪に手術痕を見せ、「これと同じ場所にアザがあるから生まれ変わったら見分けがつく」と生前に発言したそうです。

姪が産んだ子供には、実際にこの男性が見せた手術痕とまったく同じ場所に母斑があったそうです。

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このように、前世の記憶を持つ人たちがいて、その記憶が過去に起きた実際の出来事と合致するがあるということは、輪廻転生が存在することを証明することになるでしょう。

さらにいうと、肉体の死後も、記憶が甦るという事実から判断すると、人間の記憶は、脳だけではなく、霊魂にも残るということが分かります。

すなわち、人間は、肉体の脳と霊魂の2つに記憶を保持するようになっていると言えるわけです。

また、世界には、今世でそれまで習ったことも無いのに、ピアノを突然演奏できるようになったり、前世だったとされる国の言語で歌を歌い出したりする事例等も報告されています。

このように高度なテクニックを要する技術を、習得することなしに使いこなせるようになるのは、常識ではありえないことであり、過去世の経験によるものだと推定され、輪廻転生を裏付けるもう一つの証拠と言えるかもしれません。

また、ショーン・ペン主演の映画「21グラム」は、人間の死後、体重が21グラムだけ軽くなるという説をベースにしており、これが「魂の重さ」ではないかと推測されています。

 

輪廻転生を100%肯定できない別の科学的研究とは?

さて、前項までは、輪廻転生を肯定する科学的見解をご紹介してまいりました。

しかしながら、別のある科学的研究に基づくと、過去世の記憶があるという事は、必ずしも、輪廻転生が存在する事の証拠にはならないということも言えるのです。

その研究とは、臨死体験に関する研究です。

臨死体験者の報告を読むと、沢山の人が、暗いトンネルを通ってまばゆい光に包まれたとか、天国や楽園のような場所に導かれたとか、他界した人たちに出会った等の体験が語られています。

こうした臨死体験報告は、死後も意識が存在し続けることや、死後の世界が存在することの証明であると結論付ける見解がある一方で、こうした体験は、必ずしも死後の世界がある事の証明にはならないとする科学者もいるのです。

ある科学者によれば、死に際に脳がエンドルフィンを放出し、臨死体験のような現象を引き起こすとしています。

また、別の研究者によれば、人間の体は誕生や死に瀕すると、自然にジメチルトリプタミン(幻覚剤、DMT)を放出するとされていますが、DMTによっても、臨死体験が起こるというのです。

これらが、真実だとするならば、過去世すらも、脳が見せている幻想だということも可能性としてはあり得るわけです。

従って、自分が過去世だと信じている記憶すらも、もしかすると、脳に予めデフォルトで組み込まれた幻想という説も成り立つでしょう。

しかしながら、筆者自身、いくつかの過去世の記憶が甦った経験がありますが、それは、実に鮮烈なイメージであり、今世での人間関係や習性の裏付けとなるものでした。

また、もし輪廻転生がないと仮定するなら、特定の人に特定の過去世の記憶が甦ることの説明がつかないのです。

つまり、Aという人とBという人の過去世の記憶が完全に異なり、オリジナルであることの理由です。

というわけで、筆者は、現時点では過去世の存在を支持する立場にあります。

 

すべては今、同時に起こっている!

さて、前項目で、過去世を支持するという見解を示しましたが、筆者は時間軸を、過去から現在、未来へと連続している直線とは捉えていません。

「全ては、別々のパラレルワールドで、同時に起こっている」というのが、様々な調査の末、筆者が到達した現時点での見解です。

したがって、呼び名こそ、過去世、今世、未来世ではあっても、「過去世ですら、今この瞬間に起こっている」と捉えています。

これこそが、チャネラーやサイキックが、過去や未来の出来事にアクセスして、情報を読みとることが可能な証拠ではないでしょうか。

そこで、「過去世は、過去に起こったのではなく、今この瞬間に起こっているので、“過去世”は、あると同時にない」という結論に達しているわけです。

 

まとめ

いかがでしょうか?

「人生は一度きりだから、楽しんだもん勝ち!」

というポリシーで生きている人もいますが、輪廻転生があり、

また、今世での生き方が、その後の人生に繋がるとするなら、

人生に対する姿勢も変わってくるのではないでしょうか?

また、すべては同時に起こっているとするなら、今のあり方を変えることで、

過去世も変わってくるということになります。

なぜなら、異なる周波数の過去世のパラレルワールドへシフトすることが出来るからです。

したがって、過去世すらも変えることが可能なのです。

そのように考えると、今この瞬間が、どれだけパワフルな力を持っているかが判りますよね。

輪廻転生があるとしても、ないとしても、ー今、この瞬間にフォーカスして生きること-、それが全てのカギを握っているのではないでしょうか。

言い換えるなら、今この瞬間が、過去世、未来世に繋がる扉なのです。


「あの世」の本当のしくみとは? 人はどこからやってきて、どこにかえるのか?