『ホロスコープの見方が10倍楽しくなる!』吉方位、幸運期を知る楽しいホロスコープの読み方講座 パートⅠ
別記事で、ホロスコープの基本についてご説明しましたが、本記事では応用編として、ホロスコープをさらに深掘りして活用する方法をご紹介します!
ホロスコープは単なる「当て物」ではなく、自分がどのような人生を歩むかをこの世に誕生する前に決めて、その青写真を基に、パーフェクトな時間・場所に誕生したことを示す「ナビゲーター」であるということは、別記事でも述べましたが、
そのスタンスをそのままに、本記事では、さらに吉方位や幸運期など、より具体的な面にフォーカスしてホロスコープのリーディングを楽しんでいきましょう♪
1.ホロスコープで確実な吉方位が判る!
旅行に行ってから、運が上がったり、あるいは下降したり(*実際には、好転反応・浄化の可能性もあります)と、吉方位というものが存在するというのは、誰しも多かれ少なかれ感じているものではないでしょうか。
吉方位を判別する際、九星気学など、さまざまな占術を参考にしていると思いますが、ホロスコープでも吉方位が判るのをご存知でしたか?
ほとんどの占術は、全ての人間をわずか12種類などに区分していることから、的中率に対して疑問視する向きがありますが、ホロスコープは、あなただけのものですから、的中率ははるかに高くなります。
筆者は、物心ついた時から、なぜかある国に強く惹かれ、その国に留学し、住み始めてから、運勢が大きく変わりました。
他にも、趣味に関係した国が沢山ありますし、日本人に人気のリゾート地もありますし、気軽に旅行に行ける近場の国などもありますが、その国以外には、ほとんど興味がないか、縁が生じませんでした。
その後、暫くして、自分のホロスコープを見て、驚愕しました。
ホロスコープにその「理由」が書いてあったからです。
その国は、日本から東北に当たるのですが、筆者のホロスコープには、東北の方角である2室に、金星、火星、海王星の3つの惑星が入室しているのです。
また、初めて就職した企業が、都内の一流ホテルなのですが、そこは、自分が住んでいた場所からほぼ南の方角に当たります。
ここでは、その後の人生に大きな影響を与える、さまざまな素晴らしい出会いがあったのですが、南であるミッドヘブンの位置には、幸運の星である木星が入室していることが判明したのです。
このように、ホロスコープについて学ぶ前から、無意識のうちに、インスピレーションに従って、自分にとって幸運な方角に移動していたのは、実に驚きでした。
さて、ホロスコープの方角の見方ですが、正面から向かって円の真下が北、左が東、右が西、真上が南となります。
どの方角が良いかは、どのような運を拓きたいかで多少変わりますが、一般に吉星と分類されている、太陽、月、水星、金星、木星が入室している方角が吉方位と判断できます。
例えば、健康運を上げたかったら、太陽の方角、ビューティー運を上げたかったら金星の方角、現在の運を拡大させたかったら、木星の方角などがラッキーをもたらすと推測できますね。
また、一般的に凶星とされている、火星、土星、海王星、天王星、冥王星も、活かし方次第では、プラスに働かせられますし、むしろそれらのエネルギーが必要な時もあるでしょう。
例えば、スポーツ競技をしている方なら、火星のある方角に行くことで、勝負運が一気に上がるかもしれません。今一つ行動力が欠如し、運を逃している人も、火星の影響で運に弾みがついたり、運命の男性との出逢いがあるかもしれません
また、後述しますが冥王星の運気を採り入れることで、現在の運をどんでん返しさせたり、一気に急上昇させることもあるでしょう。
ホロスコープを眺めなら、自分がなぜか惹かれる土地・国と考え合わせ、インスピレーションを働かせて判断してみましょう。
2.惑星○○を活かせるかどうかが、凡人と天才の分かれ道!?
占星術においては、冥王星を活かせるかどうかが、凡人で終わるか、天才になるかの分かれ道だと一説にあります。
これは、言い換えるなら、「そこそこの成功」と、「莫大な成功」の違いとも言えるでしょう。
占星術をかじったことがある方ならお馴染みかと思いますが、冥王星と言えば、「破壊と再生」「起死回生」「死と誕生」「オールオアナッシング」などがキーワードとなります。
ちょっと恐いイメージですが、なぜそんな冥王星が運勢の決定的なカギを握るのかについて、筆者の私見を述べさせていただきますね。
冥王星がどのような働きをするかを具体的に説明するために、ここでは、某アーティスト、Kさんを例にとってみます。
この方は、彗星のごとく現れた某カリスマバンドのボーカルですが、まさに頂点を極めたとたんに、スキャンダルで世間をにぎわせることになります。
筆者は、正直なところ、このバンドにもスキャンダルにも、当時はあまり興味がありませんでしたが、この方に関する「ある現象」についての記事を読み、非常に興味がそそられました。
それは、Kさんに関わると、「運が一気に急落してしまう」というものです。
そのため、この現象は「デスノート」をもじって、「ゲ〇ノート」などと揶揄されていました。
例を挙げますと、最初にKさんとスキャンダルが取りざたされた女性タレントのBさんは、それまでは、好感度タレントとして、トップに名前が挙がるほどでしたが、スキャンダル後は、仕事が一時休業に追い込まれるほどの事態になりました。
また、Kさんのバンドの代表曲を会見で口ずさんだA大臣は、その後職を辞任しました。
他にもいろいろあるのですが、要は、このように、Kさんと接触する複数の人に、偶然にも不幸が訪れることから、Kさんは、あたかも疫病神のように一部メディアに取り上げられていたのです。
しかし、これが事実ではないことは、一目瞭然です。
といいますのも、彼が、本当に疫病神であるとするならば、常に彼と活動を供にしている各メンバーは、極端な話、今頃天に召されていても良さそうなものですが、彼らが、健康を害したという話は一切聞かれませんし、このバンドに属することでアーティストとして大成功を収めているのです。
例えば、メンバーであるドラムのHさんは、当初は女優を目指していたそうですが、夢を諦めかけていた、と言われています。しかし、このバンドの人気によって知名度が上がり、今では、女優としても活躍するようになりました。
彼女は、確かに美人ですが、ご存じの通り、ほんの一握りしかチャンスが掴めない芸能界では、ただ美しいだけでは、デビューすることすら叶わないのが実情です。
それが、カリスマ・バンドの美人ドラマーということで女優デビューという大本命の夢が叶ったのです!
そこで、「なぜ彼と接触することで、不幸に見舞われる人と、運が上昇する人がいるのだろう?」という疑問が生じますね。
筆者は占星術的な裏付けが欲しかったため、さまざまな専門家のリーディングを検証してみました。
その中で、一つ、実に納得のいくリーディングを見つけることが出来ました。
それは、彼の惑星の配置から、「頂点に上り詰めたところで、一気にどん底まで落ちる」という運勢がある、というのです。
このフレーズ、どこかで聞いたことがありますよね?
そう、冥王星の特徴です!
彼の場合、冥王星が上記のように非常に極端な働きをしているわけです。
つまり、なぜ、彼と接触することで運が上がる人と下がる人がいるのかというと、彼の持つ惑星の働きによって、既に運気の頂点を極めた人は、一気にダウンし、運気の頂点まで上り詰めておらず、まだ伸び代のある人の場合は、追い風で一気に頂点に上り詰める、というわけです。
これが、まさに冥王星の働きです。
そのため、まだ伸び代があり、かつ冥王星を活用していない方は、このように冥王星がパワフルに効いている人に接触することで、そこそこの成功、あるいはどん底から、一発逆転を果たすことが出来、
逆に、既に自身の「持ち運」の頂点へと上り詰めている人で、かつ冥王星に免疫がない方は、Kさんのような冥王星の触媒的人物と接触することで、一気にどん底に落ちてしまう可能性がある、ということです。
「私は、どん底まで落ちたくないから、冥王星のパワーなんて要らない!」と恐れを抱く人もいるかもしれませんが、そこまで怖がる必要はありません。
一度冥王星のエネルギーに影響されると、「免疫」ができますので、その後は、冥王星のパワーをある程度コントロール出来るようになりますし、有効活用できるようになるのです。
前述のタレントのBさんですが、現在、彼女はスキャンダルを乗り越え、幸せな結婚をし、芸能界にも復帰しています。
情報によれば、Bさんは、もともと結婚願望がとても強い女性でしたが、Kさんと出逢うまでは、タレントとしては人気抜群だったものの、交際している男性がいない、と言われていました。
しかし、Kさんと交際したことで、タレント生命は、一時的に危機にさらされたものの、長年の心願だった結婚というゴールを見事に果たすことが出来たのです。
Bさんのホロスコープはチェックしていませんが、彼女が結婚にこぎつけるには、もしかすると、冥王星というアシストが必要だったのかもしれません。
筆者の場合、幼少期には、命が危険にさらされては、一命をとりとめるという経験を何度か経ています。
「死にぞこないは長生きする」と、俗に言われていますが、これは確かに事実でしょう。
「危険な目に遭って、一命をとりとめる」というパターンが、DNAに刻まれていくからです。
そして、このパターンは、今世で自分の使命を果たすうえで、後に必要不可欠となった特性でした。
「危険な目に遭って、一命をとりとめる」。これも、冥王星の働きです。
また、筆者も大好きな、声楽家のチェチリア・バルトリは、何かの記事で、英語の諺で「rags-to-riches」と表現されていました。これは、「無一文から、大金持ち」を意味しますが、これもまた、典型的な冥王星の働きです。
「ずっと努力していても報われない」「人生が平々凡々」という方は、冥王星のパワーをまだ活かしていない可能性があります。そんな方は、冥王星のパワーを活かすこことで、運勢が一気に変わるかもしれません。
冥王星の、人生を大逆転させるパワーを上手く活用してみてくださいね。
3.ハードアスペクトは活かせる!=運命は変えられる!
「宿命は変えられないが、運命は変えられる」と、俗に言われていますが、そのことを端的に表しているのが、ホロスコープの「アスペクト」だというのが、筆者の見解です。
占星術に馴染みのある方ならお判りの通り、惑星同士の関係性には、ソフトアスペクトとハードアスペクトがあります。
【ソフトアスペクト】
- トライン(120度)=惑星同士がお互いに協力し合い、それぞれの利点を引き出し合う。
- セクスタイル(60度)=惑星同士のエネルギーが調和して、平和的な関係。
【ハードアスペクト】
- コンジャンクション(0度)= 惑星同士がぴったり重なった状態。エネルギーやパワーが強まるが、吉凶両面の暗示がある。
- オポジション(180度)=惑星が真っ向から向き合って緊張状態にある。双方のエネルギーがぶつかるが、対立するとは限らず、お互いに高め合う可能性も。
- スクエア(90度)=双方のエネルギーが不安定、衝突、葛藤の状態にある。双方は相反する方向へ向かっているため、対立しているが、それを解消しようとする作用も起こる。
筆者は、人生の前半で大きなチャンスが舞い込んだ際、圧力によって、そのチャンスを握りつぶされそうになりました。しかし、そこで屈することなく、自分の意志を貫き通したことで、運命が大きく変わりました。
筆者はネイタルのホロスコープで、木星がM/Cに位置しているものの、太陽をはじめとする4つの惑星が木星とハードアスペクトをとっています。
なので、社会的に成功を収めるうえで、邪魔が入ったり、せっかく築き上げたものをかっさらわれる「暗示」があるわけですが、それを自分の意志で克服したり、打破したりすることは可能なわけです。
実際に、自分の身に起きたことも、その暗示された現象そのものでした。
しかし、自分が達成したいゴールや目標に到達するうえで、何かの障害があっても、努力や強い意志によって、克服することが出来るのです。
ホロスコープは、青写真であっても、決定した「完成図」ではありません。
人生を切り拓くうえでもっとも重要なのは、自分自身の強い意志なのです。
従って、惑星同士のハードアスペクトがある方は、多少の努力が必要になるかもしれませんが、困難を克服することで、成果を収めることが出来ることを、心に留めておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
ホロスコープは、知れば知るほど、奥が深くて楽しいですね!
パートⅡの記事では、トランジットによる幸運期のリーディングの方法をご紹介しますので、宜しければ、そちらも併せてお読みくださいね。
by Athena
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