レムリアとのつながりが語られる神社には、京都の貴船神社、奈良の天河大辨財天社、神奈川の江島神社があります。
貴船は参拝者の体験、天河は「レムリアの歌姫」と紹介される歌い手の奉納、江島はチャネラーのメッセージを通じて、それぞれレムリアとの接点が語られています。
この3社を知る手がかりは、貴船の「水と森」、天河の「音と祈り」、江島の「海と女神」です。
神社それぞれに伝わる由緒を大切にしながら、その重なりをたどってみましょう。

レムリアと縁があるといわれる神社は、どんな場所?
まずは、今回紹介する3つの場所の違いを整理します。
- 貴船神社(京都):水を司る神を祀る社。川の流れと森に囲まれた奥宮が、レムリアに関心を持つ人の参拝体験にも登場します。
- 天河大辨財天社(奈良):音や芸能の祈りと深く関わる社。レムリアをテーマに活動する表現者の奉納を通じた接点があります。
- 江島神社(神奈川):海に囲まれた島で三女神を祀る社。チャネリングの中で、水や龍、レムリアのエネルギーとの関係が語られています。

同じ「レムリアの神社」という言葉で紹介されていても、結びつきの語られ方は同じではありません。
森の静けさに惹かれるのか、音の響きに惹かれるのか。
それとも海を見ると、なぜか懐かしい気持ちになるのか。
「一番強い場所」を探すよりも、自分は何に心が動くのだろうと考えると、訪れてみたい場所が見えてきます。
レムリアの世界観そのものを先に知りたい方は、レムリアの文明と記憶を紹介した記事もあわせてお読みください。
貴船神社|水源と森に包まれた、奥宮への道
水を守る神と、川をさかのぼる物語
京都の貴船神社で祀られている高龗神(たかおかみのかみ)は、水を司る神です。
神社には、本宮・結社・奥宮の三つの社があります。
奥宮は創建の地とされ、森に囲まれた場所に鎮座しています。
公式の由緒に紹介される玉依姫命の伝説では、姫は黄船に乗り、大阪湾から川をさかのぼって、この地へたどり着いたと伝えられています。
この物語を知ると、貴船は単に山奥にある神社ではなく、水の流れを源へとたどっていく場所としても見えてきます。
レムリアとの関係は、どのように語られる?
ある参拝記では、レムリア仲間と貴船を訪れ、奥宮で感じたエネルギーが綴られています。
水や自然とのつながりを大切にするレムリアのイメージと、貴船の森、水の神への信仰が、参拝する人の中で重なっているのでしょう。
訪れるときは、何か特別なものを見つけようと急がず、まず川の音や木々の気配に意識を向けてみてください。
同じ水でも、街で蛇口から出てくる水と、森の中を流れている水では、受け取る印象が違うかもしれません。
自分の暮らしを支える水が、どこから来るのか。
そんな身近な問いも、参拝を深めてくれます。
なお、奥宮の龍穴は、神社が神聖なものとして伝えている場所です。
穴を探して立ち入るのではなく、参拝できる範囲から敬意をもってお参りしましょう。
神社を訪ねて心に残った感覚を、レムリアでの自分とのつながりとして見つめたい方へ。
光一さんのレムリア・リユニオンでは、レムリアの過去世を再体験し、今の自分へとつなぐワークを行います。

天河大辨財天社|音の響きと、表現することの祈り
五十鈴と、芸能を奉納する場所
奈良県天川村の天河大辨財天社は、音や芸能に心を惹かれる方にとって、興味深い場所です。
神社に伝わる「五十鈴(いすず)」は、三つの球形の鈴を持つ独自の神宝です。
公式の説明では、天岩戸の前で舞った天宇受売命の伝承と結びつけられ、三つの鈴には「いくむすび」「たるむすび」「たまずめむすび」という三魂の意味が重ねられています。
また、境内の神楽殿は、神楽・能楽・音楽奉納などに用いられる場です。
ここでは音が、鑑賞するためだけのものではなく、神に捧げる表現として大切にされていることが分かります。
レムリアと音が出会う、現代の接点
瞑想教師・村上浩樹さんの記録には、「レムリアの歌姫」と紹介されるニーナ・カノンさんたちの奉納歌唱に同席したことが記されています。
レムリアとの接点を、古代の建造物だけに探す必要はありません。
音や舞、祈りを通じて、その世界観を表現しようとする現代の人々の営みにも見いだせます。
たとえば、誰かの歌を聴いて、意味を考えるより先に胸が動いたことはないでしょうか。
うまく言葉にできない感覚が、音なら伝わる。
その経験を思い出すと、レムリアと天河を結びつける人たちの関心にも、近づきやすくなります。
参拝では、奉納を見られる日でなくても構いません。
音を捧げる場所があること、その表現を受け継いできた人がいることに目を向けるだけでも、境内の見え方が変わります。
江島神社|海と三女神、レムリアの水のイメージ
三つのお宮を巡り、島の信仰を知る
神奈川県藤沢市の江島神社は、江の島にある辺津宮・中津宮・奥津宮の総称です。
三つのお宮にはそれぞれ女神が祀られ、海運や漁業、交通を守る信仰が伝えられてきました。
仏教との習合を通じた弁財天信仰もあり、水や海に加えて、芸能・技芸との関わりを持ちます。
同じ島の中を歩きながら、三つのお宮を巡れるのが江島神社の魅力です。
奥津宮の拝殿には「八方睨みの亀」の天井画があります。
現在掲げられているのは模写で、原画は保存されていると藤沢市の観光案内で紹介されています。
こうした一つひとつを知ると、「パワースポット」というひと言の奥に、具体的な物語が見えてきます。
江の島とレムリアを結ぶ、チャネリングの物語
江の島とレムリアの関係は、チャネラーのスザンナ・ソフィア・ハートによるメッセージの中でも語られています。
過去の江の島リトリートの案内には、彼女のチャネリングとして、水や龍、弁財天を通じてレムリアのエネルギーとつながるという解釈が掲載されています。
このような現代の語りを入口にして、江の島を訪れてみたいと感じる人もいるのでしょう。
ただ、参拝で何を感じるかまで、誰かの言葉に合わせる必要はありません。
海に目を向けたとき、開放感を覚えるのか。
波の音を聞いて、懐かしさを覚えるのか。
それとも、目の前の景色をただ美しいと感じるのか。
「レムリアらしい体験ができたか」より、その日に自分が受け取ったものを大切にする。
そんな歩き方なら、よく知る観光地にも新しい発見がありそうです。
江の島には坂や階段があります。
三つのお宮を一度に巡ることにこだわらず、体調と天候に合わせて歩きましょう。
どの神社へ行く? 今の自分に合う選び方
3つの場所を一度に巡ろうとするよりも、今の関心に合う一社から選んでみてください。
- 森や川の静けさに触れたいなら、貴船神社。水を守る信仰と、源へ向かう物語が入口になります。
- 音楽や表現、祈りに惹かれるなら、天河大辨財天社。音を捧げるという営みに目を向けられます。
- 海や女神の物語に惹かれるなら、江島神社。島を歩きながら、お宮ごとの違いを楽しめます。
レムリアを感じる神社巡りで、よくある疑問
神社へ行けば、レムリアの記憶を思い出せますか?
懐かしさや心の動きを感じる人もいますが、特定の体験を目標にする必要はありません。
何も特別な感覚がなくても、参拝の価値が小さくなるわけではありません。
「なぜこの景色が好きなのだろう」と感じたことを、ゆっくり振り返るところから始めてみてください。
レムリアのイメージに惹かれる感覚については、レムリア人の特徴を紹介した記事でも掘り下げています。
境内で瞑想や歌の奉納をしてもよいですか?
個人の参拝と、場所を使った催しや奉納は別です。
通路をふさいだり、大きな音を出したりせず、現地の案内に従いましょう。
団体でのワークや奉納を希望する場合は、事前に神社へ確認してください。
レムリアの神殿と、日本の神社は同じですか?
日本の神社には、それぞれ固有の神々と信仰の歴史があります。
一方、テロスの教えなどに登場するレムリアの神殿は、その精神世界の文脈で語られるものです。
両方に興味がある方は、違いを大切にしながら読み進めると理解が深まります。
レムリアの神殿とテロスの世界観はこちらで紹介しています。
土地の物語を知ると、参拝はもっと豊かになる
貴船の水と森、天河の音と祈り、江島の海と女神。
レムリアという言葉をきっかけに調べてみると、日本の神社にも、それぞれに異なる物語と魅力があることが分かります。
その場所を大切にしてきた人たちの祈りを知り、自分の感覚にも耳を傾ける。
そんな参拝なら、旅先での体験を、日々の暮らしにも持ち帰れるのではないでしょうか。
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