過去世は必ずある!自分の過去世をリーディング&ヒーリングする方法:過去世の自分を癒すことで、今の自分を癒す
「自分の過去世が知りたい!」という方は、結構いらっしゃいます。
筆者のクライアントさんでも、そういう方は多いです。
筆者の場合、過去世が降りてくる方と、そうでない方がいらっしゃるのですが、
降りてくる方の場合は、100%の正解率だと確信しています。
そこで、本記事では、過去世に興味がある方、リーディング出来るようになりたい方のために、筆者がどのようにして、自分や他者の過去世をリーディングするに至ったのかを、実体験に基づいて、お伝えてしていきます。
なお、過去世は、平均数十~百以上にのぼると言われておりますが、今世に最も影響を及ぼしているカギとなる過去世が1つか2つあると判断しており、ここでは、そのカギとなる過去世をテーマにしています。
1.過去世は誰でもリーディング出来るのか?
どんなことにでも言えることですが、過去世リーディングについても、ご自身の能力と密接にかかわっておりますので、誰でも出来るようになる、という保証はできません。
ただ、筆者も、そういった能力は全く持っていなかったのですが、ある事をきっかけに、その能力が開眼されたのです。
自分の現在の問題が、過去世に関わっており、過去世を蘇らせることで、心の傷を癒すことを、過去世療法と呼んでいます。
それに関する書籍なども出版されていますが、この場合、ほとんどは、退行催眠を使った手法をとっているでしょう。
それも一つの方法ですが、筆者の場合は、自己催眠でリーディング出来た事はありません。
しかしながら、これで成功しているケースもありますので、そう言ったメソッドもある、ということを付記しておきます。
2.他者の過去世リーディングが出来るようになったエクササイズ
では、どのような方法でリーディング出来るようになったか?
それは、海外のとあるヨガ教室でのエクササイズでした。
2人一組になり、各々椅子に座って、1.5mくらい距離をとって向い合せになり、お互いの瞳を5分~10分くらい凝視するのです。
あまり親しくない人の瞳を見つめるのは、気まずいものですが、これを、パートナーを変えて何人か行ないます。
すると、見つめているうちに、相手の隣に、「別の人物」が見えてくるのです。
私とパートナーになった人は、私の両側に、こんな人が見えたと、その人物を描写してくれました。
しかし、筆者の場合、この時には、相手に対して、なにひとつ見えませんでした。
ところが、このエクササイズの後、日本に帰国後、会社やショップなどで知り合った人に対して、ビジョンが降りて来たり、その人に対する情報が降りてきたりするようになったのです。
それまで、そうした能力は皆無でしたが、突然開眼したのです。
なぜ瞳を見つめると、相手の過去世が判るのか?
これは、瞳が魂に直結していることに起因しているのでしょう。
人によって、ビジョンが降りてくる人もいれば、情報や観念が降りてくる人もいます。
この違いは、その人と自分が過去世で関わっていたかどうかに関与していると推測されます。
自分の身近だった人は、ずっとその人を映像としてみてきたので、ビジョンで降りてくる。
でも、過去世で関わりの無かった人は、映像を見たわけではないので、情報や観念で降りてくる、というわけです。
自分と非常に近しい間柄だった人は、いくつも過去世が降りて来たり、一緒に何をしたか、どの時代にどの国で一緒だったかまで、具体的に情報が降りて来たりします。
いきなり、知らない人と10分間も瞳を見つめ合うのは、ぎこちないものですので、最初は良く知っている人の瞳を見つめるのからスタートするのが良いでしょう。
照明をほの暗くして、リラックスを促すBGMをかけて行なう事をお奨めします。
3.自分の過去世をリーディングするには?
さて、今度は、自分自身の過去世ですが、これに関しては、鏡で自分の瞳を見つめたわけではありません。
これにはいくつかのパターンがありますので、それぞれご説明します。
①他者の過去世に関連した自分の過去世を知る
一番多いパターンは、自分が知り合う人の過去世が甦り、その人との関係性において、自分の過去世が甦る、というケースです。
たとえば、自分の務める会社の上司が、ある国の王であり、自分の父親だったとします。するとその時、初めて、自分が姫だった過去世が判る、というわけです。
筆者の場合、このパターンが一番多かったです。
②自分自身の興味・情熱を追求する
筆者は、父が洋楽を聴いていたという影響もあり、幼少期から英語に関心がありました。
英語をマスターしたい、これが情熱の拠り所でした。
そして、実際に英語を使う職業に就いたのですが、この時には、ごく普通の人生を送っていました。
その後、海外に留学することになり、実際に海外で英語を使うようになり、現地でさまざまな国の人々と知り合うようになりました。
その後、取材でクラシックコンサートを観劇したのがきっかけで、興味がオペラに移りました。
オペラの歌声に感動し、「自分もあのように歌えるようになりたい!」という新たな情熱が芽生えたのです。
その後、実際にイタリア語、フランス語、ドイツ語、チェコ語と、様々な国の言語で歌うようになったことから、図らずも、自分の今世に最も影響を与えていると思われる過去世にアクセスすることになったのです。
それは、シークレットエージェントの過去世でした。数か国の言語を話すことによって、その過去世の自分にアクセスするようになったのです。
③夢に出てくる
そして、この過去世が甦ってからというもの、夢にその時の体験がたびたび出てくるようになったのです。
それは、海外で、とあるシェアハウスに住んでいた時でした。
オーナーから、元々のオーナーはイギリス人だったと聞いたのですが、もしかすると、それが関係しているのかもしれません。
ここでは、過去世に関係していると思われるリアルな夢をいくつか見ました。
(筆者は普段、夢をほとんど見ません。あるいは見たとしても覚えていません)
追手から逃げていたところ、仲間が海に飛び込んで、殺されそうになるのを目撃して、叫び声を上げて目が覚めたり。
砂漠のような荒野をひたすら走り続け、がけを登って、捕まりそうになったのが、別の人が人違いで掴まり、すんでのところで逃れたところで、ああ、命拾いした、と安堵して目が覚めたり。
大事な情報を録音した機器を置き忘れ、それが敵に見つかり、滝のように全身汗をかいている場面で目が覚めたり。
リアルな体験のように、ありありとしたビジョンでした。
また、この家では奇妙な体験もしました。
ベッドルームには、サムターンのカギがついており、カギが無くても、つまみを回せば、内側からカギを施錠して、外に出ることが出来るようになっているのです。
普段、キッチンまで行く時には、いちいち鍵を閉めずに行っていました。
ところが、ある日、キッチンからベッドルームに戻ったら、カギを閉めなかったにもかかわらず、カギがかかっていたのです。
オーナーは外出中でいつ帰宅するか判らず、スペアのカギの置き場所も知りません。
キッチンに行き、なにか開けられそうなものを探しましたが、なにひとつ見つかりませんでした。
その時、どうしたかというと、筆者はとっさにいつも使っているヘアピンを外し、それをストレートになるように曲げて、カギ穴に差し込み、ガチャガチャとやりました。
すると、カギが外れて、見事に開錠に成功したのです。自分でも、我ながら驚きました。
(*勿論、この能力は、この時しか使っていません)
この時、やはり自分は、シークレットエージェントの過去世があるのだと、確信したのです。
そして、自分の魂に、この時の過去世の情報がまだ強く刻み込まれているために、今世では、語学力など、さまざまな特技として活かせるプラス面がある一方、恐怖の体験を追体験している、というマイナス面もあるということです。
しかし、このように恐怖の記憶が浮上してくることによって、自分が癒すべき課題が見えてくるわけです。
こうして、筆者の場合は、長い道のりではありましたが、自分の「好き」「情熱」を追いかけることで、今世で癒すべき課題が明確になりました。
トラウマや心に深く残った傷は、過去世による可能性が高いので、過去世を洗い出すのは極めて効果的なことがあります。
今世の才能や情熱も、過去世に関連していることが多いので、自身の興味や情熱を追いかけることが、過去世へのアクセスに繋がり、自身の心の傷を癒すのに繋がる、ということです。
④ガイドが教えてくれる
これは、厳密に言うと、過去世とは呼べないかもしれませんが。筆者は、天上界で天使だった時の過去世もあります。
この過去世については、人を通じてというより、自分のガイドがビジョンを見せてくれて甦りました。
というのは、私のガイドが天上界に一緒にいたからです。
私が、地球での人生について、なぜこのような体験をするのか、と尋ねると、その原因となる天上界での出来事をビジョンで見せてくれました。
ですので、自身のガイドとコンタクトをとって尋ねるという方法もあります。
4.自分の過去世を「書き換え」で癒すワーク
自分の過去世が明らかになったら、それに関連していると思われる経験をワークで癒します。
例えば、判りやすくするために、筆者の例を挙げますと、
シークレットエージェントだった時に、拷問を受けた経験があるとします。
そして、それが原因で、今世に同じような体験を追体験していたり、その時の恐怖心がトラウマになっているとします。
そうしたら、その時の記憶にある過去世を書き換えます。
まずは、リラックスして、深呼吸します。
ビジュアライゼーションで、その時の過去世を蘇らせます。
そして、例えば、拷問される前に、もう一人の自分が現れて救出するといった新たな筋書きの場面を創ります。
救出した今の自分が、拷問を受けそうになった自分を抱きしめ、もう大丈夫だからと、安心させます。
ワークは以上です。
自分が癒されたと感じるまで、ワークを繰り返しましょう。
5.過去世リーディング例
ここでは、過去世をリーディングした例をいくつかご紹介します。
① ある企業に勤めていた時の同僚ですが、彼女のプライベートなことについて、一切会話したことはないのですが、突然「アメリカ開拓時代で、ダンサーだった」彼女の姿が降りてきたので、彼女にそのことを話しますと、彼女はビックリして、実は、ジャズダンスが大好きで、もう10年以上趣味でやっている、と話してくれました。
② 行きつけの自然食品店のレジの女性について、「フランスかどこかで、赤いベレー帽をかぶり、スケッチブックを持っている」姿が降りてきたので、そのことを話しますと、彼女は驚き、実は美大出身である、と語ってくれました。
また、このショップの別の女性について、「アフリカかどこかの発展途上国で、お金の為ではなく、人々を助けるために医師をやっている」姿が降りてきたので、そのことも話しますと、その女性は、現在無料で沢山の人をヒーリングしている、ということが判明しました。
③ これは、実際に本人から確証が取れていないケースです。
ある企業に勤めていた時、一緒に仕事をすることになった男性の目を見つめていると、まるでマンガのように、ハートから沢山の小さなピンク色のハートが溢れ出てきました。
その時、彼に恋をしたわけではありませんでしたが、彼が、過去世で筆者の恋人だった過去世が甦ってきました。
この現象は、どういう事かというと、過去世で恋人だった彼の瞳を、愛を持って見つめ続けていたために、その当時、筆者のハートを通して、彼にハートにずっと愛が蓄積されていたのです。
それが、彼の瞳を見つめることによって、彼のハートから、彼の瞳、そして自分の瞳を経由して、自分のハートに戻ってきたものと思われます。
自分が与えたものは、いずれ自分に還ってくる、ということです。
まさに、宇宙の法則そのものです。
これ以外にも、天上界のツイン天使だったパートナーや、過去世でなんどか筆者の父親だった男性にも出逢いました。
彼らについては、自分と密接な関係にありますので、何度か過去世で出逢っていますが、パートナーの場合は、夫婦、親子の場合は、やはり親子という関係で出逢っています。
自分にとって、キーパーソンとなる人は、魂が強い絆で結ばれているので、生まれ変わっても、再会するようになっていると感じています。
6.周囲の人にも、過去世が甦る能力がコピーされる
このように、自分が過去世を蘇らせる能力が身につくと、面白いことに、クライアントさん自身も、トラウマの原因となっている過去世を蘇らせる能力がコピーされ、想い出せるようになった方が、数名いらっしゃいました。
筆者は、サイキック能力を使っているわけではありませんので、クライアントさんの過去世を、許可なしに覗き見するようなことは一切しておりませんが、クライアントさんが「なぜこのような経験が起こるのか判らない」とお悩みの時には、自分のガイドが、それに関係するビジョンを見せてくれることもあります。
あるクライアントさんとのセッションの後、うたた寝していると、強烈なビジョンで目覚めました。
そのビジョンは、クライアントさんと性別も年齢も異なるのですが、そのクライアントさんに関連していると判断し、お話したところ、彼女の母親が、そのビジョンが彼女の血縁者の一人のものであると、確証してくれました。
彼女の抱えている問題が、その血縁者に関係していたわけです。
まとめ
いかがでしょうか。
過去世は本当に興味深いものですし、
それが判ることで、現在経験している沢山の事が腑に落ちるものです。
本記事が、過去世リーディングと癒しの一助となれば幸いです!
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