サナトクマラとは?その正体、鞍馬寺、毘沙門天、ルシファーなどの秘密を公開。

サナトクマラとは?その正体、鞍馬寺、毘沙門天、ルシファーなどの秘密を公開。

サナトクマラはご存知でしょうか?

オーラソーマのクイントエッセンスでもお馴染みですよね。

アセンデッドマスター、サナトクマラについて詳細なデータを調べてみると、興味深いことに、「光と闇」の相反する二面性が見えてくるのです。

どちらの説にも、確かに一理あると判断せざるを得ない説得力がありますので、本記事では、調査結果をありのままに述べるに留め、どちらと捉えるかは読者の判断に委ねたいと思います。

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サナトクマラとは?

サナトクマラとは?

サナトクマラは、イエス・キリストやセント・ジャーメイン同様に、地球のアセンションを推進するアセンデッドマスターの一人と位置付けられています。

アセンデッドマスターとは、地球で人間として存在したことがあり、魂の進化によって、高次元へとアセンションを遂げた存在のことです。
 

サナトクマラは、鞍馬寺で祀られていることから、日本人という認識の人もいるかもしれませんが、実は、ヒンドゥー教の神話に登場する、ブラフマーから生まれた4人のクマーラの一人である、というのがそもそもの起源です。サナトクマラは物質界の繁栄を司っています。

近代神智学によれば、1850万年前に、地球の創造主の代理人として、金星から降臨した霊的マスターということになっています。人類を含めた地球上の全ての生命体の「進化」を統括しているとされています。
 

その他にも、地球に降り立った目的は「地球のネガティブな闇エネルギーを浄化すること」とも言われています。

サナトクマラとはサンスクリット語で「永遠の若者」を意味します。サナトクマラ自体は、アセンションして、肉体を持たないエネルギー体となっていますが、人々の前に姿を現す時には、自由自在に人間の姿を取ることが出来ると言われています。

サナトクマラとは?

サナトクマラと鞍馬山、毘沙門天との関係とは?

前述のとおり、サナトクマラは、日本では、京都の鞍馬寺で、「魔王尊」という名称で祀られています。

鞍馬寺では最初、毘沙門天が主神として祀られていましたが、千住観世音も祀られるようになりました。
 

その後、1947年頃、ヨーロッパの神智学に影響を受けた鞍馬寺の当時の住職によって、サナトクマラも一緒に祀られるようになり、毘沙門天、千手観世音の3柱の神々を崇拝する三位一柱の信仰が行われるようになりました。

毘沙門天は光と太陽の精霊、千手観世音は愛と月の精霊、サナトクマラは力と大地を司る存在として祀られています。

これら3柱の神々は総称して尊天と呼ばれています。
  

鞍馬寺といえば、源義経が若き頃に、牛若丸として武術を磨いた場所としても知られています。

この時、義経は、「天狗」から剣術や妖術の指南を受けたという伝説が残されていますが、この時の天狗が、実はサナトクマラではないかとも言われています。

鞍馬寺でサナトクマラが祀られている場所は、魔王殿と呼ばれています。
 

魔王殿前の床には、大きな六芒星が描かれています。

六芒星はダビデの星とも呼ばれ、上向きの三角と下向きの三角を組み合わせた図形のことで、二つの三角は対なるものを表しており、男性と女性や、水と火などの調和を表すシンボルです。

鞍馬寺は、強力なパワースポットであると同時に、魔を封印している場所ともされており、ネガティブな想念をもって参拝すると、魔界に引っ張られてしまうともされています。

サナトクマラはルシファー?

サナトクマラは、「シャンバラ計画の総責任者」とも言われています。シャンバラ計画とは、理想の世界を作る計画のことですが、これが聖書で言及されている、地上天国および黄金世界の創造のことを指しているのか、それとも地底世界のことを指しているのかは不明です。

サナトクマラは、魔王尊という呼び名を持つため、サナトクマラを信仰するのは「サタニズム」という考えもあります。
 

魔王尊という呼び名は、その名が示す通り、ルシファーやサタンが連想されるからです。

とはいえ、もともとはサナトクマラ自らが名乗ったわけではなく、誰かが勝手に名付けた可能性もあります。

愛と美を司る金星の女神である「ビーナス」がサナトクマラのパートナーと言われています。
 

サナトクマラと金星との関係とは?

サナトクマラと金星との関係とは?

さて、サナトクマラの基本的な情報をご紹介したところで、今度はサナトクマラを光側の存在とする根拠と、闇側の存在とする根拠を分けて検証してみます。

【光側の存在とする根拠】

1. 金星はアセンションを遂げた優良惑星であるという情報

人類の中で、実際に金星を訪問して事実を確認した人がいるわけではありませんが、様々なソースから、金星は闇側を排除してすでにアセンションを遂げ、地球も同じプロセスを現在たどっているという情報を読んだ記憶がありますので、サナトクマラが、地球のアセンションを推進するために金星から降臨したという説は、筋道が通っているように思われます。
 

2. 義経に武術を手ほどきしたという伝説

これも、事実関係を確認できるものではありませんが、サナトクマラは、天狗に扮して、義経に武術を手ほどきしたのではないかと言われています。

史実を見る限り、義経は狡猾な策士ではなく、その能力の高さと人格ゆえに、実の兄から討たれるという、悲運のヒーローであり、正義側です。

その義経を指導したのが事実なら、光側に他ならないのでは?
 

3. 直観としてネガティブなエネルギーを感じない

これは、完全に個人的な感覚ですが、サナトクマラから、ネガティブなエネルギーを感じません。個人的な直観なんてあてにならない、と思われるかもしませんが、自分自身の直感程、正確なものはありません。

あなたご自身の直感はいかがでしょうか?
 

4.毘沙門天および千手観世音と祀られている

毘沙門天は、福をもたらす七福神のなかの一柱であり、千手観世音は慈悲深い女神として信仰の対象となっています。

この2柱と同一の寺院に祀られているということは、親和性があることを意味し、ネガティブな存在であることはあり得ないでしょう。

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サナトクマラと鞍馬寺の魔王殿

【闇側の存在とする根拠】

次に、サナトクマラを闇側とする根拠についてみていきましょう。

【闇側の存在とする根拠】

1.「魔王殿」の名称

「魔王殿」とあからさまに記載されています。光側の存在を魔王と呼ぶことは、侮辱に等しいのではないでしょうか。例えば、イエス・キリストを魔王と表現することは、絶対にありえないでしょう。

「闇の存在を調伏する王」という意味だと提唱する人もいますが、苦しい言い訳というか、こじつけにしか聞こえません。

ただ、地球がそもそも「監獄惑星」だという説が真実だとするならば、それを統治する王ということで、辻褄が合うのかもしれません。
 

2.SANAT のアナグラム

SANATは、SATAN(サタン)のアナグラムになっています。それと同時に、「くらま」寺と「クマラ」も、アナグラムになっていますね。
 

3.ルシファーではないかと言われている

これも、真実は調べようがありませんが、サナトクマラは、大天使ミカエルの双子の堕天使ルシファー、すなわちサタンではないか、とも言われています。

堕天使ルシファーは、天界を追放され、地獄の王となった、とされていますが、もし、地球が監獄惑星だとするなら、その王ということで、ここでも辻褄が合うことになります。
 

4.ヒンドゥー教が、そもそもサタン崇拝?

なかには、ヒンドゥー教ばかりか、仏教でさえも、サタン崇拝の宗教だと提唱する人がいます。

驚くことに、真言は、サタンを召喚するための呪文だというのです。
 

確かに、最近では、神社や仏閣で闇側ETが暗躍していると感じることがあります。

それでも、神のように慈悲深い存在もいらっしゃると感じています。
 

筆者の見る限り、密教はアウトだと思われます。ヒンドゥー教については、詳細を知りませんので、判断しかねます。

ということで、この件については、保留のスタンスです。
 

4. 金星は、インド占星術では魔の惑星に分類する向きがある

金星は、愛や芸術を象徴するポジティブな惑星と位置付けられていますが、インド占星術は、金星を魔の惑星と位置付けているのを、インド占星術で読んだ記憶があります。

明けの明星とは、金星のことですが、ラテン語ではこれを「ルシファー」と呼んでいます。
 

5.シャンバラは、地底都市だが、本当にポジティブな世界なのか?不明点が多い。

地球の内部は巨大な空洞になっていて、そこには無数の地底都市と高度な文明がある、という説を耳にしたことがあるのではないでしょうか。

仏教やヒンドゥー教によれば、これらの理想郷は「アガルタ」あるいはシャンバラと呼ばれていて、チベットやアメリカのシャスタに秘密の入り口があると言われています。

【闇側の存在とする根拠】

しかし、これらの地底都市が実在するとしても、それらが果たして本当に理想郷なのかは、謎に包まれています。というのは、アガルタを訪問したと名乗る日本人が、アガルタにはいったとたん、そこに居た存在たちは掌を返したかのように、冷酷になったと証言していたからです。

ですので、シャンバラを楽観的に「アセンションした理想郷」と捉えるのは、早計かもしれません。

まとめ

いかがでしょうか。

あなたは、どのように判断なさいましたか?

なかなか難しいところですよね。

なお、ルシファーが人間の前に姿を現す時には、絶世の美少年の姿で現れるそうですので、ますます惑わされそうです。

By Athena

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