【タロットカードの基本!ビギナーにも優しいタロットガイド】ハイアーセルフ・潜在意識・ガイドと繋がって、人生のターニングポイントでベストな決断をするために!
なにかに迷った時、賢明な選択をしたい時、未来に不安を感じた時、「ベストな答えをくれる人に相談出来たらいいのになぁ・・・」と思うことはないでしょうか。
そんな時は、ハイアーセルフや守護ガイドに答えを聞いてみてはいかがでしょう?
でも、どうやって?
ペンデュラムやOリングでもいいですが、タロットカードを使ってみるのも、一つの方法です。
タロットの優れた点は、ペンデュラムに比較して、「イエス」「ノー」だけでなく、より詳細な答えがリーディング出来る点です。
というわけで、本記事では、ビギナーの人にも判りやすい、タロットカードの使い方をご紹介します!
1.タロットカードを使ううえで、一番重要な事とは?
タロットカードを使ううえで一番重要なことは、オラクルカード同様に、ハイアーセルフ、潜在意識、ガイドからメッセージを受け取ると意図することです。
「当て物」というスタンスで行なうと、精度が下がるだけではなく、下手をすると邪(よこしま)な存在に繋がってしまい、結果的に自分にとってマイナスの方向に誘導されかねないからです。
また、パワーを持った「何者か」に依存するのではなく、あくまでも、高次元の自分自身から、メッセージを受け取るというスタンスでいることです。
2.タロットカードを準備しよう
①タロットカードには2種類ある
タロットカードには、大きく分けて、ウェイト版とマルセイユ版がありますが、スタンダードなのがウェイト版なので、ビギナーには、ウェイト版がお勧めです。
全てに絵が入っているウェイト版とは異なり、マルセイユ版の小アルカナ1~10は、トランプと同じようなデザインなので、インスピレーションが降りてきにくいのも、ウェイト版をお勧めするもう一つの理由です。
また、ウェイト版には、可愛い動物などの絵柄のバージョンもありますので、そちらを使った方が、リーディングが楽しいとイメージできるなら、それを選ぶのもおススメです。
②浄化をする
カードを入手したら、まずは浄化です。
物理的な汚れは勿論ですが、カードは、自分とハイアーセルフを繋ぐ媒体ですので、波動的にも綺麗な状態にしておくのがベストです。
浄化には、ホワイトセージの煙にくゆらせるのがベストでしょう。ホワイトセージは、強い浄化力をもつことから、身体や場の浄化にも使われています。これで邪気を祓えば、まっさらな状態でリーディングができます。
また、タロットカードを人に触らせるのはNGです!他者のエネルギーによって、精度が下がるからです。
同じ理由から、中古品を使うのも止めましょう。
人の念やエネルギーがカードに入っていますから、精度が期待できないからです。
また、カードを使い過ぎると精度が下がる、というケースもありますので、カードが疲れているかも?と感じたら、箱や専用のポーチに入れてしばらく休ませておくのも一つの手です。
タロットをする人自身が疲れていても精度は下がりますので、心身がゆったりと落ち着いている時がタロットリーディングに適しています。
3.ビギナーなら、まずは大アルカナ22枚のみのリーディングがお勧め
タロットカードは、大アルカナと呼ばれる22枚のカードと、小アルカナと呼ばれる56枚カードの、計78枚のカードで構成されていますが、一般的にリーディングでよく使うのは、大アルカナのみです。
大アルカナの方が、小アルカナに比較して、意味に幅がありますので、ビギナーの段階なら、慣れるまでは、大アルカナだけでリーディングするのが良いでしょう。
下記が、大アルカナの22枚のシンボルです。
実際にカードを手に取ってみると、インスピレーションが湧いてきますね。
0.愚者1.魔術師2.女教皇3.女帝4.皇帝5.教皇6.恋人7.戦車8.力9.隠者10.運命の輪11.正義12.吊された男13.死神14.節制15.悪魔16.塔17.星18.月19.太陽20.審判21.世界
なお、マルセイユ版の場合は、8番が「正義」、11番が「力」のカードと、順番が入れ替わっています。紛らわしいので、注意しましょう。
4.シャッフルについて
タロットのシャッフルは、トランプのように切る方法だと、上下が入れ替わらないので、「ウォッシュシャッフル」という方法でシャッフルします(次項目で解説します)。
シャッフルする際は、カードが傷つかないように、専用のタロットクロスを準備するか、滑らかで広いデスクやテーブルを清潔にして、そのうえで行ないましょう。
シャッフルする時点で、既にリーディングは始まっています。
何も考えずに、シャッフルしたり、「今日のランチは何にしようかな」などと考えながらシャッフルしても何の意味もありません。
たとえば、天気占いで靴を放り投げる時、放る前に、表だったら晴れで、裏だったら雨と決めないで放ったら、放る意味が無いですよね? それと同じことです。
「○○について答えを知りたい」「○○は、イエスですか、ノーですか?」と意図しながら、シャッフルすることです。
質問は、回答が読み解きやすいように、明快にするのがコツです。
例えば、「Aさんと付き合えたらいいな~」ではなく、
「Aさんと付き合うことは、私にとってプラスでしょうか?」の方が、ハイアーセルフも答えを出しやすいですし、リーディングがしやすいわけです。
5.実際にシャッフルし、カードを引いてメッセージをリーディングしてみよう!
カードを入手したら、早速リーディングを始めてみましょう!
では、シャッフル、カット、スプレッドの基本的な一例をご紹介します。
これはあくまでも一例であり、この方法でなければならない、というルールはありませんので、ご自分でアレンジしていただいてOKです。
ただ、慣れてきたら、自分なりの「パターン」というものを確立しておいた方が、ハイアーセルフも答えを出しやすいでしょう。
【シャッフル・カットの例】
- カードのデッキを目の前に裏向きで置きます。
- デッキの上に手を乗せ、心を落ち着けて、質問を心の中で考えます
- 裏向きのまま、デッキの山を両手で崩し、時計回りで、カード全体を混ぜます。
- 十分に混ざったと感じたら、カードをまとめますが、この時、裏向きのまま、縦向きではなく、横倒しの向きになるように、デッキを両手でまとめます。
- 左右どちらを天地にするかをインスピレーションで決めたら、デッキを裏向き・縦向きで目の前に置きます。
- 次に、デッキを三つの山に分け、分けた山を別の順番に重ねて一つの山に戻します。これをカットと呼びます。
なお、もしシャッフル中に、飛び出してきたり、表を向いたりしたカードがあったら、そのカードは、あなたにメッセージを伝えようとしているというサインなので、引くカードとは別にリーディングするのがお勧めです。 - シャッフル・カットが出来たら、いよいよカードを引きます。タロットカードでは、カードを引くことを、「スプレッド」あるいは「展開」と呼んでいます。
タロットには、さまざまなスプレッドがありますが、ビギナーは、まずデッキから一枚選ぶ「ワンオラクル」がシンプルで良いでしょう。
慣れてきたら、リーディングしたいテーマによって、それに適したスプレッドを選んでいきましょう。
【ワンオラクルのスプレッド/展開】
①シャッフル・カットをしたデッキの一番上のカードをめくります。
他には、予め「●枚目のカードにする」と決めておいて、そのカードを引いたり、デッキを二つに分けて現れたカードにする、といった方法でもOKです。
この時、タロットカードは正位置か逆位置かで、意味が変わってきますので、カードをめくる際は、上下をひっくり返さずに、本のページをめくるように、横に展開します。
②展開したカードを直感でリーディングします。
展開したカードをリーディングする際には、解説書を読む前に、まずはカードの絵をながめましょう。
あなたは、その絵から、何を感じましたか?何が目につきましたか?インスピレーションを働かせてみましょう。
③解説書を読んでリーディングします:インスピレーションが大事!
次に、解説書を読んで、そのカードが自分の問いに対して、どんな意味をもっているのかを読みとってみましょう。
もし一般的にネガティブな意味のカードだったとしても、あなたが絵から受けた印象がポジティブならば、それは、ポジティブな意味に解釈して良いでしょう。
優先にすべきは、解説書よりも、あなたのインスピレーションの方です。
④逆位置が出たらどう解釈する?
カードが逆さまに出ることを、逆位置と呼びますが、逆位置については、採用しないポリシーの人もいて、人によって解釈はさまざまに分かれています。
他者に対してリーディンをする際には、その方のご相談などから受ける印象を加味して、複合的に判断するのが一般的です。
採用するポリシーの人は、「逆さまに出てきたということも、意味がある」という捉え方をし、そのカードの意味のネガティブな側面に着目するというリーディングをする傾向にあります。
例えば、0番の愚者(Fool)のカードは、正位置だと、自由・型にはまらない・冒険・挑戦・純粋無垢などの意味になります。
でも、カードを良く観察すると、天を見上げて足元を見ておらず、崖に近づいていることに、気づいていなかったり、犬がそれを警告しているかもしれないのに、聞いていなかったりという様子が見て取れますので、例えば、「もっと地に足をつけるべきなのでは?」「誰かの忠告に耳を傾けるべきなのでは?」といったリーディングが出来るでしょう。
⑤リーディングが終了したら、ケースにしまいます。
専用のポーチにしまってもOKですが、保管の際には、角が折れたりしないように注意しましょう。
【ツーオラクルのスプレッド/展開】
次に、2枚のタロットカードを使った「ツーオラクル」というスプレッドのリーディング方法をご紹介します。
これは、問題を解決するために、2枚のカードを引いて、質問の「答え」と「対策」をリーディングする方法です。
ツーオラクルは、「答え」にネガティブな印象のカードが出た場合に、「対策」のカードを利用して、ポジティブに処理する解決策を見いだす、という手法です。
①シャッフル・カットが終ったら、デッキからカードを2枚引きます。
この時も、デッキの上から順に2枚引いても良いですし、例えば5枚目と決めて、上から5枚目、そこからさらに5枚目と決めて、2枚引いてもOKです。
②最初のカードを右側に展開し、「答え」のカードとします。次のカードを左側に展開し、「対策」のカードとします。
③これも、ワンオラクル同様に、まずはカードの絵から受ける直感、インスピレーションでリーディングし、次に解説書を参照してリーディングします。
6.大アルカナのキーワード集
タロットカードの中で、主に使用する大アルカナの22枚のカードのキーワードは、以下の通りです。
一枚一枚には、多くの意味が含まれていますから、現在の状況と知りたい内容を加味してリーディングしましょう。
【大アルカナのキーワード】
愚者:自由・型にはまらない・可能性・冒険・挑戦・0からの出発・純粋無垢 旅立ち
魔術師:創造のパワー・独創・活躍・知識・すべての始まり
女教皇:無意識・潜在意識・直感・インスピレーション・重大な鍵・隠された真実・知恵と慈悲ある女性
女帝:母性・豊かさ・受容性・調和
皇帝:父性・権力・責任・統治・防衛・厳格・リーダーシップ・安定
法皇:助言・教唆・慈愛・模範・伝統・慣習・道徳・援助・寛大
恋人:愛・結合・調和・ひらめき・二者択一
戦車:前進・勝利・拡大・凱旋・支配・勇気・力・パイオニア
力:勇気・意志・忍耐力・訓練・信念を貫く・潜在能力の発揮・愛の勝利・誠意・活力
隠者:内省・真実の追求・経験則・知恵・思慮分別・孤高・道標・灯台下暗し・慎重・研究
運命の輪:転機・ターン二ングポイント・チャンス・幸運・運命の上昇と下降
正義:公平・公正・正当・判断・妥当な待遇・宇宙の法則・法的なこと・バランス・正直
吊られた男:試練・忍耐・苦難・犠牲・ピンチ・異なる視点
死神:変化・生まれ変わる・死と再生・転生
節制:節約・適量・自制・調整・中庸・適合・コントロール
悪魔:欲望・誘惑・堕落・惰性・心の弱さ
塔:トラブル・災害・崩壊・破滅・思い上がり・突発事故
星:希望・期待・閃き・健康・チャンス・コミュニケーション・洞察力
月:不安・迷い・恐怖・予感・幻想・狂気・ごまかし・潜在・隠れた危険・三角関係
太陽:成功・誕生・祝福・幸運・明確・約束された未来・生命・達成・結婚・育成・解放
審判:奇跡・復活・逆転・精神的な目覚め
世界:完成・大成功・到達・成就・調和・結果
7.タロットにNGはあるの?
タロットカードは、基本的に「こうでなければならない」というルールはありません。
ただ「おみくじは大吉になるまで引く」という人がいますが、これは「ズル」ですよね?
タロットも同じこと。タロットは、あなたの問いに対する答えを既に出しているのですから、結果が気に入らないからといって、タロットに何度も同じ質問を繰り返すのはNGです。
同じ質問についてタロットするのでしたら、日を置いて、改めてトライしましょう。
8.信頼できるタロットカードのガイドブックを使ってみる
タロットカードのリーディングには、たくさんのサイトがありますので、その解説を参考にしても良いですし、より奥深くタロットを研究したいのでしたら、評判の良い解説書を購入するのもお勧めです。
まとめ
もしタロットをやってみて、その結果がシックリこなかったら、より優先すべきは、自分自身の「直感」の方です。
直感は、魂からの声であるからです。
なので、そんな時には、タロットの結果は参考に留めて、悔いのないように、行動していきましょう!
ATHENA
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