エックハルト・トールの4つの教えと3つのオススメ本。お金から解放される生き方とは?
人生がうまくいかないときや、泣きたくなるほど疲れてしまうときって誰にだってありますよね。
失敗が続くと、「どうやって気持ちを切り替えたら良い?」とか、「そもそも落ち込まないようにするにはどうしたら良い?」と思うことがありませんか?
そんなときは、エックハルト・トールの本やDVDを見て、人生観を変えてみませんか?
ここでは、エックハルト・トールの教えや、人気の本などについて、実際に読んだ人の口コミとともに、、紹介したいと思います。
1.エックハルト・トールとはどんな人物?4つの特徴を紹介!
「エックハルト・トール」という名前を聞いたことがありますか?精神世界で有名な人物として知られているのですが、エックハルト・トールとは一体どんな人物なのでしょうか?
人間は感情を持った生き物ですので、生きていると良い時も悪い時もあるでしょう。悪い時が続いたときは、悲観的になることもあると思います。
そんなとき、エックハルト・トールの言葉に心が動かされた人は多いと言われています。
そんなエックハルト・トールとは、どんな人物なのか、ここで紹介したいと思います。
1-1.エックハルト・トールはドイツ生まれのベストセラー著者!?
エックハルト・トールは、1948年にドイツで生まれ、現在はカナダに住んでいる精神世界の著者で、2000年のニューヨーク・タイムズのベストセラー一覧に掲載された人物です。
1-2.エックハルト・トールは絶望の中生きていたって本当!?
エックハルト・トールは、今でこそ精神世界を人々に説き、人々の心を楽にさせてくれていますが、実は自身は、絶望の中で生きていた過去があると言われています。
子供時代は、両親の仲が悪く、離婚をし、学校でも孤立していたそうです。
エックハルト・トールは、30歳前までは、いつも不安感に苦しまされていて、こんなに苦しみながら生きていくなら、死んだほうが良いと、自殺まで考えたことがあると言われています。
誰だって、不安の中生きていて、うまくいかないことが続くと自暴自棄になってしまうこともあると思いますが、そんなときこそ、それを乗り越えたエックハルト・トールの言葉を、思い出すことができたら、楽に人生を歩めるのかもしれませんね。
1-3.エックハルト・トールは内なる革命を経験して人生が変わった
エックハルト・トールは、29歳の時、寝ているときに夜中に目が覚め、「絶望のどん底」を感じたそうです。
「この世の全てを呪ってやりたい」ほど、絶望感を感じ、なによりも自分自身がこの世で最も価値のない存在に感じたそうです。
このときのエックハルト・トールは、「こんな苦しみの中生きていかなければならないのか?」、「もう存在したくない、消えてしまいたい」という思いが、頭の中に浮かんでいました。
すると突然、自分の中にまるで2人の自分を感じるような感覚になり、「自分」と、「一緒に生きていきたくないもう1人の自分」の存在があることに気が付いたそうです。
それに気がついたときに、頭の中で浮かんでいた言葉が消え、思考が「無」の状態になり、すさまじいエネルギーに引き寄せられたのです。
そのエネルギーに対し、恐怖感があったものの、「抵抗してはなりません」というささやきが聞こえてきて、不思議と恐怖感がなくなり、エネルギーに身をゆだねているうちに、そこに吸い込まれていったが、そこからの記憶はないと言われています。
翌朝目覚めたときは、「ふだん見慣れているはずの部屋なのに、それまでその本当の姿を見ていなかったことに気づいた」そうです。
見るものすべてに対し、「生命が存在する」という奇跡に感動し、まるで赤ん坊にでもなったような気がしたと言っています。
この後5か月間、エックハルト・トールは、「なにものにも揺らぐことのない、深い平和と幸福に包まれた日々を送った」と言い、5か月後に至福感は和らいだ気がするが、慣れただけかもしれないと言っているそうです。
その後、エックハルト・トールは、カウンセラーや精神世界の教師として、指導する立場になり、エックハルト・トールの教えを知りたい!と、多くの人が学びに来たそうです。
2.エックハルト・トールの教えとは?4つのポイントを紹介!
エックハルト・トールに、影響され、その後の人生観を変えることができた人は多くいますが、エックハルト・トールの教えとは、一体どんなものなのでしょうか?
エックハルト・トールは、様々な、心を前向きにしてくれるような言葉を発していますが、中でも、「エゴ」、「愛」、「お金」、「今」のキーワードには、注目したいですね!
そこでここでは、エックハルト・トールによる、「エゴ」、「愛」、「お金」、「今」についての教えを紹介したいと思います。
2-1.エックハルト・トールは苦しみや反発の原因はエゴだとしている
エックハルト・トールは、悩みの多くが人間関係にあり、そこには「エゴ」というものが存在していると言っています。
エックハルト・トールに言わせると、エゴとは、「思考、感情、反応のパターンでできていて、人はそこに最も強く自分を同一化させるもの」だそうです。
つまり、エゴとは自分の感情や思考で作り上げたものでしかなく、本来の意図と違うものなのですが、誰もがそのエゴを正しいと信じていて、人間関係の悩みを、「自分のエゴが作り上げている状態だということを理解していない」ようです。
人間関係で辛いことがあったときは、「自分のエゴに対して相手が反応している」状態になるそうです。
エックハルト・トールは、「誰かのエゴ的存在に言い争うと頑張った経験があるとしたら、それが無駄な努力だとわかるはずです。それは無理なことだからです。」
「本質が幻想であるエゴ的存在をあなたは納得させることはできない・・・エゴを強めることならできるが・・・」と言われています。
そう考えると、悩んでいた人間関係もバカらしくなり、自分がエゴだからこそ、相手もそこに反応してくるだけなんだなと思うことができて、楽になりますね。
2-2.愛は中毒?真の愛は終わりがないとエックハルト・トールは言う
エックハルト・トールは、愛は「ほとんどの場合、感情と捉えられている」と言っています。
つまり、「特定の人に対する強い愛情を抱いていたはずが、それが感情であるならば、いつしか逆の感情である憎しみに変わる」と言うのです。
「愛し、信じあって結婚したはずが、いつのまにか嫌悪感を感じる者同士になる。」ようで、愛を感情として捉えるなら、その愛は長続きせず憎しみに変わっていくのだそうです。
この経験は、多くの方がされたことがあるのではないでしょうか?
付き合いたての頃は、私にはこの人しかいない!と思っていたはずなのに、いつしか嫌な部分ばかりが気になりだし、その愛は終焉を迎えてしまい、「あの人の〇〇なところが嫌だった」と、愛していたはずの人を悪く思ってしまうこともありますね。
エックハルト・トールに言わせてみれば、「最初の頃はとても満たされた気分になり、生きている感覚が強く感じられ、誰かに必要とされ、求められ、特別な存在になることで自分の存在価値が高まってくる」ように感じるのだそうです。
これは、恋愛関係にある2人が同じ感情を持ち、それにより安心感を求めすぎて執着してしまうため、恋愛関係にある愛は、「ドラッグのように相手に中毒状態になる」のだそうです。
では、真実の愛とは何でしょうか?
真実の愛とは、「相手の中に自分の本質と同じものを見ること。」と言われています。つまり、本質的に「他者=自分」で考えられることです。真実の愛は感情を超えたものだそうです。
そのため、エックハルト・トールは、「真の愛にハッピーエンドはない。なぜなら、真の愛には終わりがないから」と言っているのです。
2-3.エックハルト・トールはお金は人を無意識にさせるとしている
生きていくには必要なお金ですが、エックハルト・トールは、「お金の話題になると、多くの人が気づきの状態でなくなる」と言っています。
それは、「他の面では目覚めの状態である人でさえ、お金に関しては恐れを持ち続けている。」からだと言われています。
また、「お金は、エゴの代表的な特徴である不十分だという感覚を起こす。」のだそうです。
お金のことになると、自分を「無意識」に引きずり込んでいくようなのですが、これは、思考に引きずられているということなのです。
これはお金だけの問題ではなく、対人関係にも言えるそうで、「過去にあったことに対して、人は無意識に怒りが出る」そうです。
お金も無意識のうちに、恐れや不十分だという感情が出てきてしまい、簡単に気づきの状態を失ってしまうのですが、「この部分さえ分かっていれば、次にお金にまつわることがあっても、自分の意識が保たれるように注意すればよいのだ」と言っています。
2-4.エックハルト・トールは過去や未来より今が大切だと教えている
エックハルト・トールは、「愚かなこと、最悪なことは、未来があたかも今この瞬間よりも大切なことであるかのように生きること」と言っています。
未来に焦点をあてていると、「未来のどこかで、人生が花開くと思って、いつか満たされると思っているから、今の輝きを見逃してしまっている」のだそうです。
「未来は、頭の中の思考とだけしか存在していない」とも言っており、「責任をとれるのも今だけ」なのだそうです。
また、過去には感情的な痛みが伴い、(これをペイン・ボディという)過去は心と体に住み着いていると言われています。
そして、「過去に意味を持たせ続ける限り、そこからの解放はない。」とされていて、「過去の痛みが自分自身になっていることに気が付けば、自由になれる」とも言っています。
つまり、大切なのは、思考の中にある過去や未来ではなく、「今」ということで、「今を否定することは、人生を否定すること」と同じなのだそうです。
今に焦点をあてて生きるということは、現実をしっかり見ることができるため、今この瞬間がなによりも大切なんだということが分かりますね。
3.エックハルト・トールの人気の3つの本と口コミとは!?
エックハルト・トールは、本やDVDを出版していて、読むことで得られることが多く、多くの人が感銘を受けています。
エックハルト・トールは、講演会なども行っているそうですが、3冊の本は、非常に人気があり、読むことでより教えを理解することができるでしょう。
そこでここでは、エックハルト・トールの本を、実際に読んだ人の口コミと一緒に紹介したいと思います!
3-1.エックハルト・トールの「人生が楽になる超シンプルなさとり方」
人生が楽になる超シンプルなさとり方は、自分を「観察」することを教えてくれている本です。
例えば、「思考コントロールするには、思考を客観的に眺めること」だったり、「感情におどらされず、感情を観察するようにする」、「自分が過去や未来のどこに照準を合わせているのかを観察する」など、観察して自分自身を変えていく本のように思います。
人生が楽になる超シンプルなさとり方を読んだ人は、
・この本を読むと生き方が楽になる
・今を生きることの大切さが分かった
・辛いときに読むと心が軽くなる
などと、言われています。
3-2.「ニュー・アース意識が変わる世界が変わる」で人生が変わる?
ニュー・アース意識が変わる世界が変わるは、「エゴ」というものについてや、エゴの乗り越え方、過去の痛みや、今在ることに意識を向けることなどについて、書かれている本です。
例えば、「他者のエゴに反応しないこと。それが自分自身のエゴを乗り越えるだけでなく、人間の集団的なエゴを解体するために最も有効な手段の1つである」と書かれています。
ニュー・アース意識が変わる世界が変わるを読んだ人は、
・心のもやもやを解決してくれた本
・読み終わると、生きることに悩んでいたのが不思議になった
・何度も何度も読んでしまう本
などと、言われています。
3-3.「世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え」は最高の本
世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教えは、「悟り」を教えてくれる本だそうです。
例えば、静寂や隙間に意識を向けることが大切だといい、「静寂に気づくようになると、心がとぎすまされた状態に気づく」、「隙間に意識を向けると、対象に向ける意識は純粋な意識そのものに変わる」と書かれています。
世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教えを読んだ人は、
・今まで読んだ中で最高の本
・思考に頼りすぎていたことに気が付いたら物事がスムーズにいくようになった
・本当の自分に出会える本
などと、言われています。
4.まとめ
エックハルト・トールについて、紹介しましたが、いかがでしたか?
人生観が変わって、今まで悩んでいたことが嘘のようにスッキリする人もいるのではないでしょうか?
もっとエックハルト・トールについて知るためにも、上記で紹介した3冊の本は、読んでみたいですね!
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