「あの世」の本当のしくみとは? 人はどこからやってきて、どこにかえるのか?
2018「胎内記憶」の第一人者である池川明さんとサアラさんの対談が『「あの世」の本当のしくみ 人はどこからやってきて、どこに還るのか?』という書籍になりました。
どんな内容なのか、ちょっとだけエッセンスをお伝え致します。
「自分は宇宙から来た」という子供が増えている
池川さんが出産の仕事に携わるなかで、生まれる前のことを覚えていていろいろ話してれる子たちと出会って来たといいます。
例えば、
「アメリカの飛行機に乗って爆弾をおとしていたんだ」
「他の星からロケットに乗ってきた」
「ガラスの扉を開けて空から地球へ来た」
などなど。
そして、最近では「自分は宇宙から来た」という子供が明らかに増えているそうです。
地球人と宇宙人の関係とは?
現在の私たちの祖先となった地球人類を生み出した宇宙人は、ニビル星人です。
ニビル星のアヌ王の時期に、「金がたくさん取れる星」として地球を見出し、ニビル星人はここにやって来ました。(※それ以前のレムリア文明の時にも一度地球に訪れています。)
エジプトで発見された巨人像はニビル星人が自分たちの姿を写したもので、7〜8メートルあり、地球にあまり適応生が高くないので自分たちが働くには限界がありました。
そこで、「もう少し適応性の高いボディをもった生き物を作ろう」ということになって、アヌ王の息子であるエア王子たちがマザーアースとコンタクトをとりながら作ったのが地球人なのです。
それ以前にも他の種族が来て似たような試みをしたそうですが、ことどとく失敗したようです。
ですが、マザアースの「誰かのために隷属するような霊的な尊厳をもたない尊厳を、これ以上ここに作らないでほしい」というリクエストに答える形でトライして成功したのが、ホモサピエンス・サピエンスと呼ばれている私たち地球人類だったのです。
そのあと、宇宙の様々な生命たちがこの地球人に興味を持つようになり、多くの宇宙人のDNAが組み込まれるようになりました。こうして地球は生命の実験場となったのです。
幽界に閉じ込められてきた私たちの魂
ある時代に宇宙ですごい勢いで所有を増やしていった巨大な勢力があり、地球がその所有地になっていて、囚人を送り込む流刑地のように使われていた時がありました。
地球に流されてきた囚人の魂が、死後に本当にかえるべき世界に行けないように、そして元のエリアに再び生まれてこないように「幽界」というなくなった人たちがとらわれてしまう罠のような世界を作り出すための装置が設置されました。
この状態は約1万数千年前からはじまり、2300年前まで続きました。
そのときに「地球人を救わねば」ということで地球に生まれていたのが、お釈迦様やイエスキリストとなります。
とはいえ、地球人はいまだに幽界に閉じ込めらたような状態になっていて、魂の自由が失われてしまっています。
あの世はどうなっているのか?
肉体をもった人類の魂が肉体を離れるということは、地球では「死」といいますが、その後に魂は、宇宙の別次元に存在する自分のグループの世界に還ります。個々の魂には、ソウルグループという一つの単位があり、そのグループを統括する「マスターソウル」があります。
そのマスターソウルの世界のひとつに「アストラル界」という領域があり、宇宙のすべての生命が亡くなった後に行く世界です。生きていたときの、体があることや所有や評価という概念に慣れていると、それらのまったくないマスターソウルの世界にいきなり戻ってもなじめないので、アストラル界で、そうした概念から自由になるための訓練をするのです。
魂はそこを経てマスターソウルに還り、次にどうするかを決め、次のチャンスをつかんで他の星に転生したりします。
しかしながら、地球人の魂は非常に特殊な環境におかれており、「幽界」と地球の間で輪廻するしかなく、「アストラル界からマスターソウルへ還り、また宇宙のあちこちに転生していく」という本来のチャンスを望めない時代が長く続きました。
今は幽界を経てマスターソウルに還れる道筋も用意されておりますが、地球人は地球独特の概念でずっと洗脳され続けており、死んだ後も傷ついた経験をなかなか手放せない魂も多いのです。
そのために地球人専用のアストラル界があり、そこにリハビリなどを行う施設があります。
ただ、興味深いことに、この世界に来た死者たちは、一度は元のあまり幸福ではなかったはずの地球社会に帰りたいと思うケースが多いのです。
そう思うきっかけになる一番の要因は劣等感です。
地球社会は評価社会ですから、地球で権威や名誉などを得て、それに執着していた人たちは、アストラル世界の公平な対応になれることができず、地球的な価値観をいつまでも引きずってしまうのです。生きているうちにそういう執着を捨てられると、うまく行くことでしょう。
輪廻のしくみから抜け出す方法とは
現状として地球人が死後にたどるべき最善のルートは、
1.幽界をすり抜ける
2.アストラル界でリハビリ研修
3.マスターソウルに戻って次の可能性を模索
4.地球意外の惑星に生まれる。もしくは新しい次元の地球に生まれる
というものです。これが「転生」といわれるものです。
でも地球人の多くは、いまだに輪廻コースを選択してしまいます。輪廻を繰り返している人の特徴として挙げられることは、魂の記憶がないことです。
一方で、転生した人には魂の記憶があり、自分が宇宙の中で何者であるのか、何のためにそこに生まれて来たのかを知っています。
地球人も最初に来た時はみんな知っていたはずですが、何度も輪廻して魂がすっかり劣化してしまったために、痴呆症のように忘れてしまうのです。そして、死んで幽界に行くと、自分が作り出した裁く存在(閻魔様や神様)、天国、地獄などのトラップに引っかかってしまうのです。
今の時点では幽界は完全に消えていませんが、通り抜けていく方法はすでにあります。まずは、生きて行く間に価値観を変え、刷り込まれて来た偏った概念を捨てておくことがもっとも重要です。
そして「死んだら地獄に行く」とか「死んだら自分も幽霊になる」などと考えることはやめることです。
※幽界を機能させている装置は、アインソフによって撤去作業が進められ、火星にある一番大きな装置がやっと撤去されました。あとは小さい装置が地球上にもたくさんあって残っていますが、2030年頃には幽界は消滅することでしょう。
天才科学者ニコラ・テスラも囚人として地球に送り込まれた!!
地球に囚人として送り込まれた人の中には確かに極悪人もいますが、逆に悪いことはせず、宇宙の特権階級にとって都合の悪い、世の中をフェアにするための研究開発などをしていた人たちも、一緒に投獄されています。
その典型であると思うひとりが、天才科学者ニコラ・テスラ(1856-1943)です。この人は宇宙にいたときも、ものすごくやっかまれていて、とうとう幽界に送り込まれてしまったのです。
彼は、地球の磁場と電気振動を共鳴させることで、空間から無限にエネルギーを取り出せるフリーエネルギーを開発したのをはじめ、交流電流やラジオ、ラジコンなどさまざまな発明をしたことで知られていますが、フリーエネルギーの研究は突然資金を断たれてつぶされてしまいました。
また、彼はタイムトラベルの開発プロジェクトも指揮した人です。なぜタイムトラベルをやったかというと、たとえば競馬は、タイムトラベルすればどれが勝ち馬券かがわかりますが、「そのしくみを、お金をもっていない人が使えば、世の中に公平さを取り戻せる」という発想です。
ところが、それを反対側の権力者が使うことになって、貧困層には何もいいことがなく、その代わりどんどん格差が開いていくという、まずいことに利用されてしまったのです。
宇宙から直接送り込まれてくる子供たち
今、輪廻している魂とは別に、宇宙から直接送り込まれてくる子供たちがいます。彼らには宇宙の記憶が残っていて、また宇宙に戻ることができます。
ただ、この地球に生まれてくるとあまりにも別世界なので、クリアな意識を保つことは難しいです。ここの習慣や認識の違いがありすぎるので、そこを擦り合わせるために、この次元のこの社会について学ばないといけません。
そういう子に対しては、親やまわりの大人も、押しつけではなく、「ここではこうなんだよ」「いきなりそういう発言すると生きづらいよ」とか、教えてあげないといけないと思います。
彼らは、そうやって地球に慣れる期間は、自分がもっている記憶の優先順位を下げます。そして、先にこの世的なトレーニングをした後に、必要な分だけ、随時記憶を呼び出しているのです。
大切なのは今世で幸せになること
過去生にとらわれると「過去生がこうだったからしょうがないじゃないか」という人が多いのです。つまり、幸せになれない言い訳にしてしまいます。
幸せになるというものは、モノをもつとか、物質的に豊かになることでは達成できません。逆に、モノをもつと、いつかなくなるのではと不安になったりします。
本来は、自分の幸せは自分で体験していくものなので、何が幸せかなどということを人から教わっても意味がないと思います。
でも、あえて言いますと、究極的には、人の幸せは未知を既知とすることです。経験を通して知らなかったことをシリ、不可能を可能にすることです。
ですから、幸せをつかむためには、常に好奇心をもって新しいことにチャレンジすることが大事です。ただ、ほとんどの人は社会意識が優先されるので、「今あるものは失いたくない」ですし、「挑戦なんてもってのほか」と思っている人が多いのです。
なぜこの世に生まれてきたのか?
私たちが生まれてきたのは、一言でいえば「幸せになるため」です。それは、探求し、チャレンジし続けることによって可能になります。
地球人として幸せになることを求め続けることによって、そのプロセスでたくさんの可能性が開けていく、それも幸せです。
子供の頃、自分が無理だと思っていたことができたら、すごく喜びを感じます。ですから、何に対しても自由に挑戦するチャンスを得て、活用できたりするのはみんなワクワクしますよね。子供だけでなく、大人も、生きている限りその連続であってほしいです。
また、自分が生まれてきた目的が「ものすごく大それたミッションを果たすこと」と思う必要はないと思います。今の自分が思いつく、ちょっとした目標を大事にしましょう。
目標の中身としては、それを得ることによって可能性が広がるような目標がいいと思います。目標がゴールにならないようにしましょう。
また、目標に優劣はありません。たとえば「社会的に貢献できるかどうか」とかはまったく関係ないと思います。
「一生涯宝探しして冒険して歩きたい」でも、「無人島をひとつ手に入れたい」でも何でもいいと思います。やりたいことを、ブレーキをかけずに自分に与え続けることが大切です。
多くの人は、「目の前にある社会的な責任や片づけるべきタスクを優先させてしまいたい、やりたいことをあと回しにしているうちに人生が半分終わってしまう」みたいなことになっていますが、その優先順位を変えたほうがいいです。
まわりを見ても、意外と、やりたいことをやっている人のほうがお金も儲かっていますよね。やりたいことのためにお金が必要だと、何となくお金が入ってくるのです。
人のせいにしないことがエネルギーを強くする
魂は、その中に神々しい意識というものが詰まっているのが本来の状態なのですが、ところが、多くの人はボヤーンと霞んでいて光っていません。
それは思い通りにならないときに人のせいにするからです。人のせいにしてしまうと、自分のエネルギーをその人に差し上げることになります。しかも、エネルギーをもらった側は、自分自身のエネルギーではありませんから使うことができません。
しかも、感情的に人から押しつけられたエネルギーは重たいので、自由がきかなくなってしまうこそさえあります。また、人のエネルギーはその人の思考のパターンがくっついていますから、その影響を受けてしまいます。
自分の人生に納得できない人は、自分の人生は自分で自由に決めていいと思っていないので、人のせいにするわけです。
自分の価値観は自分で作る
常識を疑うのはとても大切です。社会的地位があったほうがいいとか、それを求めるべきとか、一流大学に行かないと成功できないとか。カルマの話と同じで、信じてきたことを「本当にそうなのだろうか」と一度疑ってみる必要があります。
やはり、こんなことに時間を費やしているのは苦しいとか、毎日の生活が楽しくないと思ったら、自分が優先していることを疑ってみて、優先順位を変えてみることも必要かもしれません。
自分独自の価値観や優先順位を、自分で築き上げていくということが大事だと思います。そのためには自分の経験を大切にすることです。
その経験が社会で認められなかったり、評価されないようなものでも、それを苦い思い出にしてしまわないこと、自分にとっては、とても大切な経験だと認識して、自分独自の価値観を構築していくことが大事だと思います。
そうすると人からの評価をあまり気にしないで済むようになります。人からどう思われるか、そこがネックになって不自由な思いをしている人がすごく多いと思います。そこを気にしなくなるには、明確な価値基準をもつことが必要です。
そうでないと、人の評価がないとやっていけず、人と共存し合う人生になってしまいます。自分がうまくいかないのを、父や母のせいにするようなことにもなります。
まとめ
本の一部分をご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
本編には、宇宙の成り立ちや、魂の仕組みなどの詳しい解説のほか、人生を好転させるコツなど色々なトピックが満載されています。
ぜひ、読んでみてくださいね♪
また、さらに深いあの世の世界、亡くなった方との関わり方、真の死生観などを学べる動画によるセミナーもありますので、ご興味がありましたら、こちらもご覧になってみてくださいね。
Saahatat(サアラ)に関連する記事
【全60話無料】あなたが《生まれてきた意味》を知り、自分らしい幸せを生きる。
2023年1月1日
【残12席:12/28(土)開催】『叡智の情報会』
2024年11月16日
【動画セミナー】『ユニバーサル・アストロロジー:魂の計画書 Book of Lifeを読み解く』
2023年10月20日