東京に来たら一度は参拝しておきたい将門の北斗七星ライン。徳川家康が江戸を守るために作った結界とは?
徳川家康が江戸の町を守るために、朝廷に対する守護神として平将門の霊的パワーを利用していたそうです。以来、400年以上も世界屈指の国際都市として君臨続ける東京。東京を訪れるからには、ここはお参りしておきたいところですね。
立役者は天海上人?
徳川家康は江戸の城下町を盤石なものとするために天海にそれを託しました。
天海が目をつけたのは、将門が北斗七星を信仰していたところで、将門の朝廷への恨みのパワーを味方につけようと企みました。
要するに、すでに存在する神社に、将門ゆかりの何かを施したわけですね。
明治政府が将門ラインに対抗
まず明治政府は、この北斗七星の中心部分に重なるように靖国神社を中心とした四角形の魔法陣を敷きました。雑司が谷霊園、谷中霊園、築地本願寺、青山霊園を結んだ結界崩しです。
さらに山手線で、両端の3つの星を外においやります。中央線でも神田明神と将門塚(旧神田明神)が分断されていますね。
山手線と中央線って、陰陽の太極図って言われていますしね。
隠の陽は歌舞伎町で、陽の院は皇居だそうです。
鎧神社
平将門の鎧が当社の地には眠っていると古来より言い伝えられています。
総武線の東中野と大久保の間の線路の南側にあり、山手線により他の星々と分断されています。
東京都新宿区北新宿3-16-18
水稲荷神社
将門調伏のための神社とされています。大隈重信の邸宅の裏に位置しており、毎日お参りしたそうで、早稲田大学を受験する人の参拝が多いのも特徴です。かつて付近には「神田川」のよこちょの風呂屋(安兵衛湯)がありました。
新宿区西早稲田3丁目5−43
筑土八幡神社
筑紫の宇佐の宮土をもとめて礎としたので、筑土八幡神社と名づけたられたそうですが、将門を祀っているそうです。
新宿区筑土八幡町2−1
神田明神
当初は将門塚のところに神社があったそうですが、江戸城幕府により、ここに移されました。かつて伊達政宗が「神田の山」をけずって日比谷や銀座の埋め立てをしたそうです。
千代田区外神田2丁目16−2
将門首塚
将門の首が飛んで行ってここに着地したという伝説があったところです。戦後、工事で解体しようとしたところ、祟りがおこって工事が中止されたとか。
本年になって、ガラス張りの灯篭ができまして、観光地っぽくなったものです。
東京都千代田区大手町1−2−1
兜神社
将門の兜を埋めたという伝説があります。江戸橋ジャンクションの南側にあります。東京交通のおじさんたちのタバコの憩いの場所となっています。
かつての将門塚のように、すごく地味でした。
中央区日本橋兜町1-12
鳥越神社
前九年の役のおり源義家がこの地を訪れ鳥越大明神と改めたそうです。
将門の首がここを飛び越したそうで、「飛び越え→鳥越」という地名がついたという逸話も残っています。
台東区鳥越2−4−1
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