『温活とは?』冷え取り健康法。冷えは万病のもと!温活のススメ。体温を上げると病気が治る!免疫力もアップ!冷え取りの抜本的な解決策は実は○の健康!厚着ではない!
近年では、「温活」という言葉もあるように、体を温めることで、免疫力がアップし、病気も治ると言われています。
結論を言うと、「冷え取り健康法」という健康法もあるように、体は温めることで、より健康になるのです。
では、具体的に、どうすれば冷え取り・温活に成功するのでしょうか?
実を言うと、巷に広まっている冷え取りのための方法で、実際に温活に成功するとは限りません。
長い「冷え取り歴」を持つ筆者の体験をベースに本当の健康を取り戻す温活の方法をお伝えします。
①「冷えは万病のもと」は紛れもない事実
低体温だと、さまざまな病気を発症しやすいと言われていますが、これは事実です。ガン細胞は、35℃台の体温の時に、もっとも増殖しやすいため、ガンを発症する人は低体温の人が多いのです。
体温が下がることで、免疫機能も低下し、風邪や感染症に罹患しやすくなり、アレルギー症状にもなりやすくなるのです。
逆に、体温を上昇させることで、細胞を修復する機能を持つHSPと呼ばれるタンパク質が増加します。このHSPタンパク質は、T細胞という白血球の一種が高温で力を発揮できるように協力し、ガン細胞を破壊する役割をします。ガン細胞は39.3℃で死滅しますので、理論上は、患部を温めることで、ガンを破壊することが可能なのです。
日本では、古来よりお灸という療法がありますが、これも、ツボに温熱という刺激を加えることで効果を発揮させるという仕組みですから、理に適っているのです。
血液は人間の約60兆個もの細胞に栄養と酸素を送り届けると共に、老廃物を持ち帰る働きをしています。その血液中には、免疫機能を持った白血球が存在しますが、この白血球が、体内の異物をパトロールしているのです。そこで、体温が上昇すると、血行が良くなり、免疫力が高まる仕組みになっています。
一方、体温が下がると、血行不良となり、免疫力も低下し、体内に異物を発見しても、白血球が集まりにくくなり、ウイルスや細菌に負けて病気になりやすくなってしまいます。
白血球は、外界からのウイルスや細菌だけでなく、体内でガン細胞が生成されると、免疫細胞が攻撃することで、破壊しているのです。
従って、体温が下がることで免疫力も低下してしまうのです。単純計算すると、体温が1度下がることで、免疫力は30%も低下することになります。
50年前の日本人の平均の平熱は36.89度でしたが、現在の平均は36.20度まで低下しています。温活の重要性がますます高まっているわけです。
②どのように冷え症を脱出したか?実体験
体温を上げることの重要性がお判りいただけたでしょうか?
では、今度は実際に、読者の皆さんが、冷え取りを成功できるように、筆者が実際にどのように冷えから脱出できたかをお話しいたします。
筆者(ATHENA)は、物心ついた時から、末端冷え性で、冬場は足が冷たくてなかなか寝付けないことがありましたし、湯たんぽ必携でしたが、今では、足が冷たくて眠れない、ということは無くなり、湯たんぽも使っていません。
でも、一般的な冷え取り健康法で、冷えが治ったわけではありません。
冷え取りのために行なっていたことは:
・バケツにお湯を入れて足を温める足湯。
・野菜は、生野菜を食べず、全て火を通した温野菜にする。
・足指ソックスを含めた靴下の3枚履き。
・玄米と有機野菜などのマクロバイオティック食事法
などです。
これらを、かなり長いこと続けていましたが、むしろ冷える一方でした。
ずっと、湯たんぽが手放せませんでしたし、冬場は、外出先から戻ると、ヒーターの前からしばらく動けなかったりしていました。
こんなに長い間努力しているのに、何が良くないんだろう?
そんな時、転機が訪れました。
●発想の転換
きっかけは、甲田光雄医師の提唱する生菜食療法との出会いでした。
ビタミン類、ミネラルが豊富な野菜を重点的かつ大量に、「生」で食すことで、体の機能を爆発的に向上させ、体がもつ本来の健康になる力を引き出す、というのが、そのベースにある理念です。
火を通した野菜は、栄養価がかなり失われているので、野菜の持つポテンシャルを最大限に活かすのは、生食することなのです。
本来は、この療法では、全て生食し、火を通したものは一切食べない、というのがそのルールなのですが、これではさすがにキツイので、玄米ご飯とお味噌汁だけは、夜にいただくというルールに変えました。
この食餌療法を1年間続けましたが、結果的に、体質が根本から変わりました!
ただ、この食餌療法は、断食に近いものがあり、精神的に厳しいので、実行している時は良くても、終了直後が成功の分かれ道になります。
この辺は、断食と同じです。
断食も、やるのは誰でも出来るけど、終了時が大変だと言われています。
筆者はまんまとこの罠にハマりました。笑
この食餌療法を続けると、体調がすこぶる良くなり、疲れにくくなり、何を食べても、劇的に美味しいので、食べ過ぎてしまうのです。
体内がデトックスされ、胃腸のポテンシャルが爆発的に向上しているので、食べたものを即効で消化できるようになり、どんなに食べてもお腹が空きます。
筆者は、食餌療法を終了したとたんに、それまで食べるのを我慢していたパン、ラーメン、ケーキなどを食べ始めたのですが、あまりに美味しくて、食べるのを止められず、例えば、パンなら1斤を1回で食べてしまう、というようなありさまでした。
しかも、1年間の食餌療法で、身体は野菜・トーフ・玄米だけで、機能するように慣らされてしまったので、パンやラーメンなどを食べると、その成分が身体にストレートに吸収され、太りやすくなる体質に変わってしまったのです。
結果的に、食餌療法直後は、39kgまで落ちた体重が、リバウンドで一気に10kgも増え、むしろ、人生で一度もなったことがないような体重になってしまったのです。苦笑
「生野菜ばかり食べて、身体は冷えないの?」という疑問を持たれると思います。
最初は冷えます。ものすごく寒さを感じます。冬場は、ブルブル震えていました。
それでも生野菜をどんどん投入していくと、身体は、本来の潜在的能力を発揮していくようになるのです。それが起こったのが、半年~1年後です。
クリーンな野菜を毎日大量に採り続けることで、根本的なデトックスが起きたのです。
身体の「抜本的改革」です。
それさえ起これば、生野菜を食べても、身体は全く冷えなくなります。
生野菜を食べることで、冷えを感じること自体が、むしろ異常な状態だったのです。
というわけで、野菜を全て生で食べる生菜食療法は、ストレスになりますので、万人にお奨めできる方法ではありませんが、普段から新鮮なオーガニックの野菜を多めに採る、あるいは、効率良くするためにお野菜をコールドプレスジュースやスムージーで採る、ということで、体質は徐々に変わっていきます。
●なぜ生野菜の多食が、冷えに効果的なのか?
生で大量の野菜を摂るのが、なぜ冷えに効果的かは、腸を綺麗にするからです。
腸は第2の脳とも呼ばれている程、人体の中で、要の部分です。
血液の汚れは、腸が汚れているからであり、腸の汚れが全ての病気の根本原因と言われているのです。
そのため、冷えを克服するには、まず要である腸を綺麗にすること。そうすると、血液がキレイになり、キレイな血液が体内をめぐることから、血行が良くなり、冷えが解消されるのです。
●冷え取りに効果的な方法
腸を綺麗にすることが、冷え取りの抜本的な解決策ですが、それ以外にも、温活に役立った方法がありますので、それをご紹介します。
【リフレクソロジー】
リフレクソロジーは、足もみ療法のことで、足裏に人体のツボが集中していることから足の裏を中心にもみほぐすことで、健康になる、というセラピーです。
これは、最初は足もみマシーンや、足もみ棒を使っていたのですが、正直あまり効果を感じられませんでした。その後、海外でプロのリフレクソロジストに揉んでもらったところ、今までは、方法が間違ってたんだ!と、驚きました。
自然に涙が流れてくるくらい痛かったのですが、その甲斐あって、脚の血行は抜群に良くなったのです。その人の健康状態にもよりますが、「イタ気持ちいい」程度ではダメで、「強烈に痛い」レベルではないと、効いていないのです。これも、1年~くらい通って、現在は自分でマッサージしています。
【肌に触れるものは天然素材に。シルクがベスト】
これは、一般的な冷え取り健康法で提唱されていることがですが、体に触れるものは、天然素材、しかもシルクがベストです。
シルクは、身につけた時の感触は、ひんやりしているのですが、着ているうちに、温かくなります。シルクは、化繊にはない、身体の毒素を吸い取って排出する機能を持つのが、優れた点です。
下着などは特に、シルク以外でも良いので天然素材にするのが、冷えないための秘訣です。
冬場の靴下やレギンスは、ウール&シルクの混紡がベストです。靴下は、登山専門店などで、ウール&シルク素材のものが見つけられるでしょう。これにすれば、3枚重ねる必要もなくなります。
タイツも、化繊からシルクの混紡に変えると、温かさが全然違いますし、肌触りがサラッとしていて、気持ちが良いです。
【湯船に浸かる】
湯船に浸かるだけで、体温が一度上がると言われています。シャワーと湯船では、上がった後の身体の保温の持続性が違います。
ただ、多くの人たちが、「半身浴でぬるま湯に長く浸かる」という方法を提唱していますが、筆者はこれに異論を唱えます。これだと、いつまで経っても、身体が芯から温まらないので、むしろ冷えて、風邪をひきそうになります。
個人的には、短時間でもいいので、感覚としては、我慢できるギリギリくらいの熱い湯に入るのがお奨めです。温泉などで、「良くみんなユデダコにならないな~」と感心するほど「激熱」の湯に入ると、朝まで身体がポカポカで布団が要らないくらいです。(*心臓の弱い方、体調の優れない方には推奨しません)
【西式健康法】
甲田医師が、食事療法と共に推奨しているのが、西式健康法というものです。
西式健康法は、金魚運動、毛細管運動などで構成される体操のことで、主に背骨の歪みを取って、血液を末端まで行き渡らせることを目的としています。
これは、確かに効果があるのですが、多忙な人は毎日フルセット続けるのはしんどいかなと、感じますので、金魚運動と毛細管運動だけでもお奨めします。
http://www.hosodaharikyu.jp/nishisystemofmedicalscience.html
【外出時には、絶対寒くない服装にする】
冬場の外出時には、防寒対策をキッチリします。上半身はダウンやコートなどで暖かですが、下半身の方が、寒さを感じがちです。寒さの予防には、シルクのレギンス+シルクのタイツ+ウール&シルクのレギンスが最強です。
本来は頭寒足熱が理想ですが、外出時は、頭をカバーすると熱が逃げないので、ウールやカシミアなどの帽子で頭部をカバーします。
【お家での服装は頭寒足熱が基本】
下半身をより温かにし、頭部は涼しくします。フローリングや大理石調の家では、ウールあるいはムートンのスリッパで、とにかく、足を冷やさないようにすることが冷え予防になります。
眠る時は羽毛布団がやっぱり軽くて暖かです。それにウールの毛布もあったら最強ですね。電気毛布はNGです。
【エクササイズは、ヨガやウォーキングがお奨め】
ヨガは、ゆっくりと呼吸をするので、自ずと全身に血液が行き渡り、体も温まります。足裏を刺激して血液循環を促すウォーキングもお奨めです。
【食事】
既に述べた生野菜や野菜ジュース以外では、ショウガを常食していますが、これも効果を感じます。ショウガは、お味噌汁に入れるのがお奨めです。ショウガ紅茶を提唱している人もいますが、紅茶は陰性です。
③その行動、冷え一直線!の要注意行動集
【夏場の冷たい食物・飲物のとり過ぎ】
夏場は、暑いからと、ついアイスクリーム、ジュース、フルーツを過食しがちですが、これが、冬になって冷えの症状として現れますので、なるべく控え目にした方が良いです。
夏場に限らず、バナナ、パイナップルなど、南国産のフルーツの常食は、確実に冷えます。
白砂糖の入った食品は、全て陰性になりますので、こちらも摂り過ぎに注意です。代わりに黒糖やハチミツで代用しましょう。
【水分のとり過ぎ】
お肌に良いからと、一日に2リットル~の水を飲むことを推奨している人たちがいますが、確かにお肌に良いのは事実でも、水分をとり過ぎると、水毒が溜まりますので、起床時、スポ―ツ後、帰宅時など、発汗などで水分を失ったら補給するくらいのスタンスが良いでしょう。
【局部を冷やす】
筋肉痛や捻挫など、何かと冷やしたがる人がいますが、血液を循環させた方が、治りが早いので、冷やさない方が賢明です。
過去に良くやっていましたが、夏場にバケツに氷水を入れて、足を水に浸けると冷えて気持ちが良いですが、これも、後々冷えますので、お奨めしません。
まとめ
いかがでしょうか。
温活は、優れた健康法の一つです。
出来るところから実践してみてくださいね。
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